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柴咲コウ、自身の会社から大量退社報道「EM菌農法」に「周波数」北海道移住もうやむやの“迷走”ぶり

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記事投稿日:2025.07.16 17:10 最終更新日:2025.07.16 18:42
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
柴咲コウ、自身の会社から大量退社報道「EM菌農法」に「周波数」北海道移住もうやむやの“迷走”ぶり

事務所から独立して5年がたった柴咲コウ

 

 7月15日、「女性自身」が、女優柴咲コウの経営する会社「Les Trois Graces(レトロワグラース)」から社員が大量離脱していると報じた。

 

「2016年11月設立のレトロワグラースは、柴咲さんのマネジメントもおこなう個人事務所であると同時に、本人プロデュースのファッションブランド『MES VACANCES(ミヴァコンス)』や、オーガニック製品の企画・販売を手がける会社です。2025年2月、親会社のモブキャストホールディングスが公表した決算説明資料には《2期連続で黒字化を実現。今期も更なる業績成長を見込む》と記されており、2023年度と2024年度の黒字を報告しました。経営は順調かと見られていたんですが……」(芸能記者)

 

 

 2025年の初めごろからマネージャーやスタッフが続々と退社しており、総入れ替えに近い状態になっているという。

 

 柴咲は2022年以後、『沈黙のパレード』、『月の満ち欠け』、『Dr.コトー診療所』、『ミステリと言う勿れ』などのヒット映画に出演しており、女優活動は順調。公開中の『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』でも好演を見せており、演技への評価は高い。

 

 さらに11月公開の映画『兄を持ち運べるサイズに』で主演、2026年公開予定の『時には懺悔を』への出演もすでに発表されている。

 

 これらの作品のヒットが会社の売上にも直結していると思われるが、本人は音楽活動を中心にしたいというのだ。

 

「じつはレトロワグラースは、設立以後、累積赤字が2億円を超え、倒産寸前の状態だったんです。2023年8月19日、『週刊新潮』が決算書を見た公認会計士のコメントを報じ、2021年の決算だけで約1億6千万円の赤字が出ていることを伝えていました。ここから女優として稼ぎ、会社をなんとか立て直した柴咲さんとしては、2期連続黒字になって、好きなことをしたいと思ったのかもしれません」(同前)

 

 2025年3月には、親会社の関連会社代表で、元ワタナベエンターテインメント取締役だった音楽プロデューサー・吉田雄生氏を招聘。吉田氏は『RAG FAIR』や『Little Glee Monster』などを手がけた敏腕で、2024年12月に柴咲は、吉田氏も作詞などに協力した新曲『紫陽花』を含む最新アルバムをリリース。12月から2025年2月までに全国12都市を回るツアーも開催。11月からも、全国17都市をまわるツアーを開催予定となっている。

 

「順調な女優業よりも音楽活動に邁進するという方針に、スタッフも戸惑っているといいます。方針に異を唱えた社員もおり、その結果が社員の大量離脱につながったと報道されています」(同前)

 

 また、柴咲自身にも変化が見受けられる様子だ。7月13日に公開されたインタビューサイト「CHANGE」では“野菜の有機栽培、音楽の周波数”などに興味があると語っている。

 

《北海道で野菜の有機栽培を始めたのも、寒い土地で化学肥料を使わない野菜作りはできるのかな?という好奇心から。長崎県の佐世保で微生物の力を借りて農業をしている“菌ちゃん先生”と出会えたことで、好奇心が加速しました》

 

「菌ちゃん先生」とは、長崎県佐世保市で農薬・化学肥料を使わず、自然の力を生かした農業を実践している「NPO法人 大地といのちの会」の理事長。いわゆる“EM菌”(乳酸菌や酵母などの細菌)による農業を推進している有名人だ。

 

 さらに《最近、いろんな周波数を持っている音楽を聴いているんですけど、聴く音楽によってヒーリング効果があったり、勇気をもらえたりするんですよね。周波数の違いが、人にどんな影響を与えるのかを自分で実験したらおもしろそうだな、と》とも発言している。

 

「レトロワグラースは3月、離脱したスタッフの人員補充なのか、求人採用を開始。“心身の美しさと地球の美しさの追求、持続可能な調和社会の実現”などの企業理念を打ち出し、共感する“ファン”を採用するなど、柴咲さんの意向が非常に強くにじみ出たものとなっています。

 

 柴咲さんは、コロナ禍をきっかけに北海道への“移住”を決め、以前は積極的にYouTubeで北海道での暮らしを公開することもありました。しかし、近年では北海道の様子を動画にすることも減り、どこを生活拠点にしているのかよくわからない状況です。

 

 社長が自社の活動方針を決めるのは自由ですが、どこまでついてきてくれる人がいるのか、今後、手腕が問われることになります」(前出・記者)

 

 いったいどこへ向かうのだろうか――。

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