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櫻井翔、選挙特番での“置き物状態”に視聴者の不満炸裂 旧ジャニ問題“スルー対応”でも疑われた「キャスター」の存在意義

柔和な表情を見せる櫻井翔(2025年3月)
7月20日、参院選投開票を受けての特別報道番組『zero選挙2025』(日本テレビ系)が放送された。白熱した選挙の模様が伝えられたが、番組に出演した「嵐」の櫻井翔の存在意義に疑問が持たれている。
平日夜の報道番組『news zero』から派生した同番組で、櫻井は常連になりつつある。
「『news zero』の月曜キャスターを務める櫻井さんですが、2000年代には選挙特番のプレゼンターやナビゲーターとして出演していました。2019年からはメインキャスターを務めることが増え、今回は、フリーアナウンサーの藤井貴彦さんと2人でメインキャスターを務めたのです」(スポーツ紙記者)
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番組では、櫻井と同学年である自民党の小泉進次郎氏と対談をおこなう企画も放送された。午後8時から深夜まで、生放送で参院選の模様を伝えたが、Xでは
《櫻井翔は何も言わないでただの飾りになってるな》
《櫻井翔は絶対いなくていいだろこれ。ずっと進行的なとこに立ってるくせに、もう1時間くらい一言も発してないんじゃないか?》
《いなくても特に問題ない感がすごい》
《櫻井翔とかいう置き物いらんでしょ》
など、櫻井に不満を抱く声があがっている。
「石破茂首相や国民民主党の玉木雄一郎代表、参政党の神谷宗幣代表らが中継で出演しました。獲得議席の状況や、今後の展望などの話題になったのですが、質問するのは藤井さんばかりで、櫻井さんが話す場面は少なかったのです。番組の顔であるメインキャスターにもかかわらず、スタジオで“置き物”状態になっている印象を受けた人も多かったようです」(芸能記者)
櫻井は、2006年の『news zero』(当時は『NEWS ZERO』)の放送開始時とともに、月曜キャスターに就任。人気アイドルがキャスターを務めるとして大きな注目を集めたが、いまやキャスター歴は19年になる。
「村尾信尚さんや日本テレビの鈴江奈々アナウンサーなど、番組創設時の出演者は全員、卒業し、櫻井さんがいちばんの古株になりました。こうした実績を買われてか、東日本大震災や終戦特集、オリンピックなど多岐にわたる分野の取材にかかわっています」(同前)
選挙特番にも起用され続け、番組に欠かせない存在になりつつある。しかしキャスターとしての資質は、以前から疑問視されていたという。
「2023年5月、旧ジャニーズ事務所の性加害問題が番組で取りあげられた際、櫻井さんはカメラから“フレームアウト”して、コメントを避けたのです。結局、櫻井さんがコメントしたのは6月になってからだったため、この“スルー対応”が批判されました。
2025年3月には、フジテレビなどが設置した第三者委員会が、中居正広さんの女性トラブルを性暴力と認定したことが紹介されました。櫻井さんは、フジテレビにハラスメントがまん延していたとする報告書の内容には触れたものの、かつての先輩である中居さんのトラブルの中身には触れず、“一般論”として自分の思いを述べるのみだったため、SNSで踏み込み不足が指摘されました。今回の選挙特番での様子から、古株とはいえ、櫻井さんのキャスターとしての存在意義が問われかねません」(同前)
ニュース番組に出演して19年、視聴者を納得させる“コメント力”が身についてもいいはずだ。