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横浜流星『べらぼう』予告で大ヒット映画“匂わせ”? ざわつくSNS、名演技に集まる喝采

7月27日放送のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、城中で田沼意知(宮沢氷魚)が佐野政言(矢本悠馬)に斬られ、志半ばで命を落とすと、政言も切腹するという衝撃の展開を迎えた。
蔦重(横浜流星)たちが見守るなか、意知の葬列が市中を厳かに進む。その葬列に突如、石が投げ込まれ、あたりは騒然となった。
蔦重に恋心を抱きながら、意知と恋仲になった花魁の誰袖(福原遥)は、たまらず棺に駆け寄るが、容赦なく投げつけられた石がこめかみに当たり出血する。
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「助けられた誰袖は蔦重に『(意知の)仇を討ってほしい』と懇願します。そして自らは白装束になり、首元に刃を突きつけ自死を試みますができず、その後は、佐野と親族に向けた呪詛を唱えました。
福原さんの迫真の演技と、前作の『光る君へ』でも呪詛シーンがあったことから、たちまち『呪詛』がトレンドワードになりました」(芸能記者)
次回、8月3日放送では、「蔦重流のやり方」で意知の仇を討つのだが、その予告編で、蔦重が歌舞伎の女形のように「しな」を作るシーンが映し出されると、SNSには横浜も出演する、興行収入が100億円に迫る大ヒット映画『国宝』を連想させる投稿が相次いだのだった。
「『国宝』は、任侠一家に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄(吉沢亮)と、上方歌舞伎の御曹司、俊介(横浜)の2人が“歌舞伎の道”に人生を捧げた軌跡を描く物語です。
作中では、横浜さんが随所に歌舞伎を演じるシーンが登場しますが、撮影前、日本舞踊を徹底的に習ってきただけに『しな』がとても美しいと評判を呼びました。そのため、予告編の蔦重と、俊介をダブらせてしまうファンが多かったようです」(前出・芸能記者)
Xにも
《べらぼうの来週の予告編で蔦重が女形っぽい仕草をするシーンがあった べらぼうでまさか最後に蔦屋重三郎が自ら花魁役デビューすることもありえる?》
《べらぼうの予告でちらっと映った科を作る蔦重が良すぎじゃない? 思わず「え? 今の映画国宝? 」ってなった》
《蔦重といい俊ぼん他といい横浜流星くんのお芝居の引き出しの多さに圧倒される》
など、次回以降も「べらぼう」に期待するポストが多く寄せられた。
『国宝』で田沼意次を演じている渡辺謙は、『国宝』では横浜演じる俊介の父親役でもある。何かと映画を関連づける視聴者も多そうだ。