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話相手は猿だった「千原ジュニア」引きこもりから抜け出すまで

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.03.11 16:00FLASH編集部

話相手は猿だった「千原ジュニア」引きこもりから抜け出すまで

 

 芸人の千原兄弟が、2月25日放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)に出演。番組では、せいじが弟・ジュニアの幼少期について語っていた。

 

 せいじは「ジュニアはずっと俺のTシャツのここ(すそ)を(引っ張っていた)。俺からしたら信じられへんよ、こうやって人前でしゃべってるとか。家の中ではしゃべるけど、1歩外へ出ると、まったくしゃべらへんかったから」と振り返る。

 

 対するジュニアも「人の家に入れない。自分の家でも、なにかタンスとか新しい物が来たら入れない」と発言。せいじが帰ってくるまで、外で待っているほど敏感だった。

 

 現在の姿からは想像できないが、幼いころのジュニアは極度の人見知りだったそう。

 

 あるとき家族旅行に出かけた千原一家。そこで珍しく弟の話し声が聞こえてくる。せいじは「『えらい今日よくしゃべってんなあ。どこで誰としゃべってんねん』と思って見たら、誰かのペットの猿相手にめっちゃしゃべってる。動物は好きやった」と語っていた。

 

 そんなジュニアは、合格した中高一貫の私立中学で友達ができず、だんだん休みがちに。そのまま14歳からの引きこもり生活が300日ほど続いたという。窮地を救ったのが、せいじから誘われたお笑いの道だった。高校を中退し、一緒にお笑い養成所に入った。

 

 もともとお笑いに興味がなかったというジュニアは、「なんでもよかったから、『来い』って言われて見に行った。だからせいじに『大工になるからお前も来い』と言われてたら大工さんになってる」と明かしていた。

 

 芸人を目指すまで「人を笑わせたことがなかった」ジュニアだが、いまやテレビで見ない日はないほどの大活躍。トーク力は兄によって無意識に鍛えられたと『週刊ダイヤモンド』(2012年4月7日号)のインタビューで明かしている。

 

 小さいころ、学校から帰って来て真っ先に話をする相手はせいじだった。こたつに入り、その日、学校で起こった出来事を試行錯誤しながら聞かせていたという。

 

「普通、4つも下の弟が何か言ってたら、『そうか、そうか』って聞いてくれるんでしょうけど、せいじはそんなこと聞いてくれないですからね。『なんやそれ、オチあらへんがな。なにがおもろいんや、その話?』って。おもろなかったら聞いてもらわれへんから、なんとかこう、面白く伝えるしかないという。そこが、原点な気ぃしますね」

 

 芸人としての千原ジュニアが誕生したのは、兄による英才教育のおかげだったようだ。

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