鈴木奈々も納得「渡部建」が語った「芸能界生き残りテク」

　3月2日配信の『芸能義塾大学』（AbemaTV）でアンジャッシュ・渡部建が「芸能界を生き抜くマル秘テクニック」を鈴木奈々、岡田結実らに伝授した。

　渡部は大御所MCと共演する際の「トリセツ」を語り、明石家さんまの番組に出る際には「さんまさん仕切りのトーク番組はとにかく瞬発力勝負」と説明。

「さんまさんは何を言っても笑いにしてくれる魔法使い。だから、さんまさんから何か言われたらすぐに返す。さんまさんは間を大事にするので、『なんか言わなきゃ…』というこの間が不要なんです。どんな悪い素材の野菜でも料理してくれますので、とにかく何でも渡すのが大事です」

　さらに何を話すが迷うことがある鈴木に「『ペットボトルにまつわるエピソードある？』みたいなことを言われたら『ありません！』でもいいんです。テンポよくしていき、とにかくぶつかっていくことが重要です」とまで豪語した。

　また、渡部は「マネジャーに土下座してでも取ってきてもらうべき仕事」をレクチャー。それはラジオで、「ノーギャラでもやった方がいい」とまで言い切った。その理由をこう語る。

「自分の番組を持っていたら、いろんなことが試せるし、情報を収集できる。情報のスピードはラジオ、雑誌、テレビの順番。チーズタッカルビが流行ってる、というのをテレビがやるときは、『間違いのない情報』としてやっているので、スピードが遅い。雑誌は部数を売らなくてはいけないので冒険ができない。ラジオの聴取率は毎週取ってなくて、ほかの週は何やってもいいので、ラジオは新しいことをやれるんです」

　実際、渡部自身も経済などの専門家とラジオで会い、情報を収集しているという。

　さらに、もう一つ重要な仕事として「食リポ」をあげた。渡部は「絶対になくならない仕事で、これで鍛えておけば無敵です。朝も昼も午後もゴールデンも食リポはあり、上手な人はめちゃくちゃ仕事が来ます」という。

　渡部自身も売れない時代を経験して、何を身につけるか熟慮した結果、芸能界の荒波を乗り越えてきたのだ。