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子供に関心薄の「柄本明」が息子に与えた演劇アドバイス

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.03.11 20:00 最終更新日:2018.03.11 20:00

子供に関心薄の「柄本明」が息子に与えた演劇アドバイス

 

 俳優の柄本佑が、2月27日放送の『トーキングフルーツ』(フジテレビ系)に出演した。

 

 柄本は、俳優・柄本明と角替和枝の長男。弟の時生も俳優。姉も映像関係の制作部に勤めており、同じ業界だ。番組では、俳優一家ならではの特殊な環境について明かしていた。

 

「両親は普通の会話ができない人なんですよ。親父なんかは、とくに。家に帰ってきて一度も『佑、学校どうだった?』と聞かれたことがなかったです。映画の話か演劇の話、自分がやっている芝居の話を母ちゃんと2人でしてる。あんまり3人の子供達に対して興味がない。とにかく芝居と映画」

 

 このため柄本は自然と映画館に足を運ぶようになり、年間250本ほどを劇場で観ていたという。

 

「『今日この映画を観てきたよ』と話すと、(父は)『おう、どうだった?』と食いついてくるんですよ。だから家族の会話ができるように、なるたけ観るようにして」

 

 柄本は14歳のときに『美しい夏キリシマ』(2003年)でデビュー。俳優として活動するようになると、父親は演技に関するアドバイスをしてくれたという。

 

「昔、親父に言われたことがあるんです。『セリフを覚えて電車に乗ったときに、そのセリフを、あそこの席に座っている人が言ったらどうだろうってやるといいよ』と」

 

 日常で見かける街の人々に置き換えて想像すると、おのずと演技の幅が広がっていくのだという。

 

 アドバイスをくれたのは父だけではない。10代のころ、作品に出る自分の姿を見るのが嫌だったという柄本に、母親はこんな助言を与えてくれたという。

 

「『自分が出てるのを見ると、どうしてもがっかりしちゃうんだよ』と言ったら、母ちゃんが『なに言ってんだ。この仕事は“待つ”のと“がっかり”に慣れるのが仕事なの』って。言われて『あ、そうか。なるほどな』と」

 

 両親と同じ道を歩んでいる柄本。彼にとって両親は、一番身近な先輩であるに違いない。

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