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千原せいじもいけちゃんも「マイナス2万人」炎上タレントのYouTube登録者数「如実に減少」の理由とは

2025年7月16日、ホルモン専門店で小腹を満たすと体を密着させて2人だけの時間を楽しむ箕輪厚介氏といけちゃん(写真・吉田 豊)
謝罪しても、沈黙しても、炎上は止まらない――。人気者の地位から一転、やらかしタレントたちの “転落劇”。昨今、その余波は、なによりYouTubeの「登録者数」に表れるようだ。
まずは芸人・千原せいじのケース。
「7月18日、埼玉・戸田市議の河合ゆうすけ氏との対談動画で、『お前、いじめられっ子やったやろ?』と笑いながら挑発し、大炎上しました。動画では、ほかにも『こんなのを支持している戸田市民はヤバい』『ネットにコメント書く人間はアホばかり』といった暴言が飛び出し、視聴者から批判が殺到しました」(芸能ジャーナリスト、以下同)
炎上とほぼ同時に、YouTube『せいじんトコ』の登録者は激減。翌19日から減り始め、日によっては3000人を超える日も。8月7日までの約20日間で合計1万9000人が登録解除し、51万人から49万人に減少した。
「それまで3日と空けずに動画をアップしていた、せいじさん。ところが、炎上後の7月20日の投稿を最後に、今日に至るまで動画更新はゼロ。“逃げの沈黙” がさらに反感を買っているようです」
せいじは、2024年に天台宗の僧侶「千原靖賢和尚」となり、動物専門の供養をおこなう僧侶として活動。日本仏教協会の顧問にも就任していたが、先月7月に辞任した。ただ、辞任の意向は5月に伝えられているため、今回の騒動とは、時系列的には無関係といえる。とはいえ、ただ、いわば正しい道を説く “説法キャラ” のイメージは完全に崩壊した。
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一方、“清楚でぼっち系” として男性人気を集めていたYouTuber・いけちゃんも、スキャンダルによって壊滅的な打撃を受けている。
7月26日、本誌『Smart FLASH』が報じたのは、いけちゃんと幻冬舎の人気編集者・箕輪厚介氏との不倫だった。
「肩や腰に手を回す “密着2ショット” に、ネット中がざわつきました。翌27日に投稿された謝罪動画では、カンペを読み上げるだけの形式的な内容で炎上は鎮火せず。謝罪当日の27日に7000人、28日に8000人、計1万5000人以上が登録解除。8月6日時点で75万3000人まで減り、騒動前の77万4000人からじつに2万1000人が去りました」
しかも、いけちゃんはこの謝罪動画以降、10日以上も動画を更新していない。活動継続を宣言した直後の “沈黙” が、逆に火に油を注いでしまった形だ。さらに秋田県東成瀬村の地域おこし協力隊も7月末で依願退職。地域活動すらも放棄し、事実上の活動停止状態だ。
そんな2人に共通するのは、イメージと現実のギャップが可視化され、視聴者にバレてしまったことだ。芸能プロ関係者がこう指摘する。
「せいじさんは、以前から荒々しいことをいうキャラではありましたが、『いじめられっ子やろ』という攻撃の仕方はまずかったですね。むしろ、いじめだけは何があってもいけないと、いじめ被害者に寄り添う立場だったはずですから。
いけちゃんは『恋愛未経験』『性欲ほぼゼロ』と “ピュア” なキャラを謳っておきながら、不倫スキャンダルですからね。そのうえ、『彼氏略奪』『既婚者好き』といった不名誉な話まで噴出しました。パブリックイメージと実像がズレたとき、ファンは容赦なく離れていきます」
2万人で済むなら “かすり傷” なのかもしれないが――。