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「不同意によるものではない」中居正広、「性暴力の全貌」報道に反論も冷ややかな声…前担当者は“利益相反”疑惑で続く空回り

引退を発表した中居正広
世間を騒がせてきた中居正広の「女性トラブル」。発覚から8カ月が経とうとするなか、大きな動きがあった。
3月にフジテレビなどが設置した第三者委員会の調査報告書によって、2023年6月に中居が元フジテレビの女性アナウンサー・Aさん(アルファベット表記は報告書の記載に基づく)におこなった行為は、性暴力にあたると認定された。このトラブルの全貌が、8月6日の「週刊文春 電子版」で明らかになったのだ。
「記事が伝えた全貌というのは、Aさんの代理人弁護士が作成し、中居さん宛てに送られた“通知書”の内容とのことです。Aさんが中居さんの自宅マンションを訪れ、2人だけの密室で起きたトラブルの詳細が記され、SNSで大きな注目を集めています」(スポーツ紙記者)
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報道を受け、中居の代理人弁護士は6日、《この事案については一般的に性暴力という言葉から想起されるような行為ではなく、また不同意によるものではなかったものと、当職らは評価しています》と、コメントを発表。ただ、中居の弁護団の反論に関して、Xでは
《同意があったなら示談にしたのはなぜだよ?》
《中居氏の弁護団 裁判起こせば? 性暴力という単語のみに拘ってるけど 中居正広氏が元女子アナに何かしたのは事実でしょ?》
《それなら守秘義務も示談書も必要なかったよね》
など、冷ややかな声があがっている。当初、中居を担当していた弁護士は今回コメントを出した弁護士とは別の人物だったが、この前任者も同じく批判を浴びた。
「第三者委員会の報告書によれば、中居さんから依頼を受けた元フジテレビの編成幹部・B氏が、同局の番組出演者であるK弁護士を紹介したとされています。そのK弁護士とは、フジテレビの情報番組『ワイドナショー』にレギュラー出演していた犬塚浩氏で、当初の中居さんの代理人です。
フジテレビから法律相談の委託料を支払われていたと思われる犬塚氏が、フジの社員だったAさんと対立関係にある中居さんの依頼を受けることは、利害が対立する『利益相反』にあたる可能性が指摘されていました」(前出・芸能記者)
本誌「Smart FLASH」は、4月にまだ代理人を務めていた犬塚氏に、利益相反の可能性について直撃したが、質問を投げかけるとダッシュで走り去った。その後、犬塚氏の事務所に質問状を送付したものの、回答は得られなかった。この1カ月後、中居の弁護団に動きがあったのだ。
「5月に中居さんが代理人弁護士を通じて、第三者委員会の性暴力認定に反論する文書を出しました。書面には5人の弁護士名が記されていたのですが、犬塚氏の名前はなかったのです。当初の体制から代理人を変更し、中居さんとしては状況を変えるべく、“反撃”する意図もあったのでしょう。
その後も、中居さんの弁護団は複数回、第三者委員会に抗議していますが、状況は大きく変わっておらず、“空回り”になりつつあります。今回、トラブルの全貌を報じられたことは、中居さん側にとって、大きな痛手になったのは間違いないでしょう」(前出・芸能記者)
追い込まれた中居に次なる策はあるか──。