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ケイダッシュ会長・川村龍夫さん、通夜には堺正章、渡辺謙ら大物タレント&関係者が計2500人参列

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記事投稿日:2025.08.07 20:30 最終更新日:2025.08.07 22:02
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
ケイダッシュ会長・川村龍夫さん、通夜には堺正章、渡辺謙ら大物タレント&関係者が計2500人参列

2025年8月5日、川村龍夫さんの通夜がおこなわれた(写真・伊藤 修)

 

 7月30日に84歳で亡くなった芸能事務所・ケイダッシュの川村龍夫会長。通夜が8月5日、東京・護国寺で営まれた。

 

「出張先である京都で亡くなったということです。前日の夜は、とても元気そうだったとの証言も報じられています」(スポーツ紙記者)

 

 芸能界に広い人脈と多大な影響力を持つ人物だけに、通夜には多くの大物タレントや芸能関係者ら2500人が参列した。

 

 

「川村さんは大学在学中、高校の同級生だった歌手の鹿内孝さんに誘われて、マネジャーとして芸能界入りしました。その後は田辺エージェンシー、バーニングプロダクションを経て、1993年にケイダッシュを設立します。所属タレントには堺正章さんや高橋克典さんらがおり、かつて所属していた渡辺謙さんのハリウッド進出をバックアップしたのも川村さんです。オードリーらお笑い系が所属するケイダッシュステージ、押切もえさんらモデル系のパールなども系列の事務所です」(芸能記者)

 

 芸能界のみならず、格闘技の世界でも顔が利いた川村さん。アントニオ猪木の支援者で、1997年に猪木が設立した団体「UFO」では取締役に就任している。通夜が始まる前、会場に流れていたのは猪木の入場曲「イノキボンバイエ」だった。

 

 通夜で堺正章は、「重い物が頭の上に落ちてきたような衝撃を受けた。まだまだ元気で芸能界を引っ張ってもらわないと困る人だったので、混乱している」と別れを惜しんだ。渡辺謙は「(白血病を発症し)危機的な状況を救っていただき、今があるのは会長のおかげです」と感謝の言葉を口にした。

 

 6日には同所で葬儀・告別式が営まれ、ケイダッシュ所属の最初のタレントである高橋克典が弔辞を読んだ。高橋は「パンチパーマに、くりっと上がったまつ毛の、眼光鋭い方が一人、こちらを見据えておりました」と約30年前に、初めて会ったときのことを回想。「会長、もうあの笑顔、ポジティブなエネルギーに触れることができなくなると思うと、とても寂しいです。これまであなたが見せてくださった気骨や、お人柄、その生きざまは忘れません」と声を詰まらせた。

 

 葬儀には1700人が参列。出棺では「イノキボンバイエ」が流され、親族とともに高橋も棺を持ち、恩人を送り出した。

 

 有力者の死は、芸能界にどのような影響をもたらすのか。

 

「『芸能界のドン』と呼ばれるバーニングの周防郁雄会長は高校の同級生であり盟友。川村さんは田辺エージェンシーの副社長もつとめており、芸能界での力は非常に大きなものでした。

 

 しかし、『田辺エージェンシー』の田邊昭知氏、バーニングの周防氏はともに2024年に会長となって一線を退いており、さらに川村さんが急逝されたことで、芸能界の力関係も大きく変動せざるをえません。旧ジャニーズ事務所の件もあり、昭和・平成と形成されてきた勢力図は一変しそうです」(同前)

 

 芸能界の“地殻変動”が起こりそうだ。

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