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笑福亭鶴瓶「やしきたかじんのお供えにシュークリーム」秘話

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.03.13 16:00FLASH編集部

笑福亭鶴瓶「やしきたかじんのお供えにシュークリーム」秘話

 

 笑福亭鶴瓶が、2月27日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演し、2014年に亡くなった故やしきたかじんについて語っていた。

 

 番組で鶴瓶は、ゲストの夏木マリと、芸人やミュージシャンの不摂生な生活について話題にする。健康管理がきちんとされていれば、みんな長生きしていたのではと悔しがる。

 

 鶴瓶は「やしきたかじんなんか不健康の塊みたいなヤツやからね。たかじんは京都のクラブのミュージシャンやったから。クラブで歌ってたヤツだったけど、そこで仲良くなって一緒にラジオをやりだして。あれは勘よかったね。歌も喋りも。(クラブで)修羅場踏んでるから」と振り返っていた。

 

 たかじんがブレイクするきっかけを作ったとされる鶴瓶だが、亡くなった直後、ラジオ番組『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送)でこんな秘話を明かしている。

 

 亡くなったたかじんに会うため、自宅に向かったという鶴瓶。道すがら「不二家のシュークリームを買って供えてやろかなと思った」という。
 それはなぜか。鶴瓶は理由をこう説明する。

 

 40年以上前のこと。クラブで仲良くなったたかじんをラジオ番組に頻繁にゲストとして呼んでいた鶴瓶。収録後は、2人でよく朝まで飲み明かした。

 

「朝、たとえば吉野家とか(飲食店が)全然開いてない。(飲みには)夜中から行きますから、腹が減ってる。京都で夜はなんにも開いてない。(当時は)24時間営業のもんなんてあらへんし。

 

 朝4時に不二家の交差点のところで、俺みたいなむちゃむちゃな頭の人が、(持参した)ビニールにシュークリームを入れてたんですよ。それで俺も入っていって『おっちゃん、ちょうだい』って。たかじんは『やめとき』って言ったけど、お腹減ってたから」

 

 すると、鶴瓶に向かっておじさんはこう言ったという。

 

「にいちゃんやめとき。素人は腹壊すで」

 

 飲んでベロベロになっていた鶴瓶とたかじんは、この言葉に大爆笑。その後しばらく、2人の合言葉になったという。

 

『チマタの噺』では、たかじんの才能を讃え、彼の早すぎる死をしみじみと語っていた鶴瓶。シュークリームを見るたびに、2人で飲み歩いた日々が浮かんでくるに違いない。

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