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元オセロ松嶋尚美 事務所移籍で「今後はコメンテーターに意欲」報道も「大丈夫?」不安視の声

松嶋尚美(写真・公式サイトより)
育ての親の立ち上げた事務所を離れ、彼女はどこへいくのか……。8月8日、タレントの松嶋尚美が、2007年から18年間在籍してきた芸能事務所「ステッカー」を退所したことが報じられた。
「松嶋さんが求めた“新天地”は、王林さんや、Mr.シャチホコさんらが所属する『株式会社ボンド』です。業務提携ではありますがカメラマンの渡部陽一さんも在籍しています。関係者によれば、“心機一転”の意味もあり、環境を変えるために新たな事務所に所属することを決意したそうで、すでに今月1日付で移籍したとのことです」(芸能ジャーナリスト、以下同)
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そもそも1993年、中島知子とオセロを結成した松嶋はデビュー以来ずっと松竹芸能に身を置いてきた。しかし2007年、松竹芸能を離れてステッカーに移籍したのは、彼女にとって大切な“育ての親”についていったからだ。
「ステッカーは、元松竹芸能の東京支社長であった難波規精(なんば・のりあき)さんが創業したプロダクションなんです。松嶋さんが芸人として成功したのも、この難波さんのおかげ。当時、学園祭に出ていた中島知子さんをスカウトし、松嶋さんと組ませて『オセロ』を結成させたのです。難波さんは松竹芸能時代に、よゐこ、TKO、ますだおかだといった人気コンビを育ててきたなかで特に力を入れていたのがオセロ、しかも松嶋さんでした」
難波氏はステッカーを立ち上げて社長に就任したあとも、松嶋の個人マネージャーを務めていた。いわばこの会社は松嶋のために開いた事務所と言っても過言ではないのだ。だが、そんな恩人は2019年、すい臓がんで他界。松嶋にとっては、彼がいない事務所にとどまり続ける理由が薄れてしまったのかもしれない。
松嶋の移籍理由については、「50代を迎え、その年齢ならではのコメンテーターとしての活動などに意欲を見せている」との関係者の言葉が報じられている。ところが、業界内では彼女のコメンテーターとしての評判は芳しくないようだ。テレビ局関係者が語る。
「彼女のコメントについてたとえば“歯に衣着せぬ”、また“視聴者目線”と肯定的に捉える向きもあるようですが、手放しで称賛できるほどではありません。たとえば、彼女が不定期でコメンテーターを務めている『サン!シャイン』(フジテレビ系)の7月25日放送分では、こんなことがありました。
夏に多く発生するスズメバチがどこに巣を作ったか、巣作りした場所の拡大写真から当てるというクイズが出題されたとき、松嶋さんはその写真を見て『何、何?あれやろ?だから下、鉄板やもんね。えーっと、あのー、みっ、みっ、みっ、溝。あの、なんていうの。家の前のなんていうの?溝。溝!』と回答。谷原章介さんから“側溝”と言い直されていました。語彙力に不安を感じさせるシーンでした。今後、コメンテーターとしてどれだけオファーが来るのか未知数です」(前出・芸能プロ関係者)
今回の彼女の“決断”に、X上には、
《事務所のステッカーって、松嶋を売り出すための個人事務所だったのに本人が退社するんだ?》
《コメンテーター目指して事務所移籍とか大丈夫そ?》
など、不安視する声も寄せられている。元相方の中島知子とは対照的に仕事が激減している彼女の巻き返しに期待したいところだが……。