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嵐など被害多発「なりすましアカウント」へSTARTO社「法的措置」発表…外務省とも協力の“本気度”にファンも称賛

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記事投稿日:2025.08.14 17:00 最終更新日:2025.08.14 18:32
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
嵐など被害多発「なりすましアカウント」へSTARTO社「法的措置」発表…外務省とも協力の“本気度”にファンも称賛

これまでたびたびチケットが転売の対象にされてきた嵐

 

 8月13日、株式会社STARTO ENTERTAINMENTが公式サイトを更新。SNSやインターネット上に広がる「なりすましアカウント」について、法的措置をおこなうことを発表した。

 

 公式サイトには、《昨今、当社契約タレント及びグループを名乗るX(旧Twitter)上のアカウントが散見され、一部のアカウントはコンサート当日にコンサートの無料配信をうたい、クレジットカード情報の入力をうながす詐欺サイト(フィッシングサイト)に誘導している事実を確認いたしました》と、悪質な偽アカウントが出現していることが明らかになったと報告。

 

 

 さらに、《ファンの皆様に財産的損害を与えうる詐欺行為に該当しうるだけなく、当社契約タレントの人格権を著しく侵害する行為であり、当社としては看過できないと判断するに至りました》と、法的措置を実行することを決めたと発表した。

 

「実際にXでは、ここ数カ月、嵐のグループやメンバー個人などを名乗る偽アカウントが多数、出現していました。アカウント名には『official』とつけられているなど、なりすましの手口は巧妙で、ファンは混乱。偽物か本物か、判断しかねる実状がありました」(芸能ジャーナリスト)

 

 この発表は、同社の公式Xにもアップされ、ファンからも称賛の声が集まった。

 

《なりすましが多すぎて本当に不快だったのでありがたいです》

 

《目に余るものが多くてずっと気になっていたので、動いてくれて良かった…!》

 

《ここまで動いていることを教えてくれるのすごい》

 

 さらに、今回の公式サイトのコメントからは、会社側の本気度が見えると、前出の芸能ジャーナリストは指摘する。

 

「同社は、2025年5月から開示命令の申し立てをおこなっていました。その結果、開示された情報を解析したところ、《多数のなりすましアカウントがアジアの特定の国で運用されていたことが判明いたしました》と報告しています。さらに《現在、外務省を通じて、当該国に取締要請を行うべく、政府と協議を行っております》と、政府と手を取り、解決に向けて動いていることも明かしました」

 

 国にも協力を要請し、大きく動き出したSTARTO ENTERTAINMENT。タレントだけではなく、ファンも強く守っていくという姿勢が伝わってくる。

 

「かつての同事務所は、所属タレントのSNS使用を禁止していました。しかしYouTubeを筆頭に、使用することが解禁されると、グループアカウントはもちろん、個人でのアカウントを作成し、運用することが一般的になっています。ファンとの距離はよりいっそう近くなった反面、規制が追いついてない現状にモヤつくファンも多かったのは事実です。しかし、今回の動きで一気に風向きが変わりそうです」(同前)

 

 安心して“推し活”ができる環境を、引き続き整えてほしいものだ。

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