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【国分騒動余波】元“仲間”を待ち受ける茨の道『DASH』から“フェードアウト”の可能性“道産子”松岡昌宏は地元に“道筋”

6月21日、石川県での舞台公演後に姿を見せた松岡昌宏
6月20日、TOKIOのメンバーだった国分太一が、コンプライアンス違反を理由に、人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!(以下『DASH』)』(日本テレビ系)の降板を発表。無期限活動休止に入り、5日後の25日には公式サイトで、TOKIO自体の解散が発表された。
7月2日には、城島茂が社長を務め、松岡昌宏や国分が取締役に名を連ねる「株式会社TOKIO」の廃業が、公式サイトで告知されるに至った。それから1カ月半、残った2人のメンバーはいま、どのように過ごしているのだろうか。
騒動当時、もっとも批判が向けられたのは城島だった。
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「城島さんは株式会社TOKIOの社長だったにもかかわらず、騒動発生当時、会社として会見を開かなかったことなどで、グループ全体のイメージを悪化させました。いまでも『説明責任が果たされていない』として、社会常識に欠けているとする向きもあるようです。
『DASH』に関して、日本テレビは『城島さん、松岡さんの2人は継続しての出演をお願いしている』とコメントを出したものの、いずれは完全に出演しなくなる可能性もあると聞きます。最近、番組には2人以外の出演者が増えており、このままフェードアウトすることも考えられます。局としては番組存続が第一ですから、城島さんや松岡さんの出演は年1、2回でも問題ありません」(スポーツ紙記者)
厳しいのは松岡も同じということだ。芸能事務所関係者はこう語る。
「現代劇から時代劇まで演技の振れ幅も広く、役者としても評価されており、7月中旬までは『家政夫のミタゾノ』の舞台版公演で全国を駆け回っていました。しかし2026年1月期までは、ドラマなどの仕事にキャステイングされているとは聞いていません」
しかし松岡に関しては、会社の広報担当として騒動直後に報道陣に頭を下げ、国分への思いを明かす場を設けるなど、メディア対応から逃げなかった点を評価する声もある。そんな彼にとっての“道筋”を、前出のスポーツ紙記者が語る。
「北海道・札幌出身の松岡さんは、40歳を超えたころから『北海道の仕事に携われたら』と考えていたようです。実際、2025年に入ってから、東京と北海道の2拠点生活を送るようになったと聞いています。本人も、5月にテレビ番組に出演した際、『ちょくちょくと北海道でのお仕事もいただけるようになったんで』と明かしていました。
騒動が起きる前は、話術、演技力があるうえ、共演者やスタッフへの気配りができるため、現場からも好かれていました。北海道のテレビ局も『“道産子”のイメージを持つ彼には、仕事をオファーしたい』という意思はあるそうです。実際、つい最近も『函館港まつり』に参加した様子が、GLAYのTERUさんのInstagramなどで公開されていました。とはいえ在道のテレビ各局も、いますぐ頼むに頼めない状況だと聞いていますが……」
国分の引き起こした問題は、当然ながら彼ひとりだけで片づくものではない。元“仲間”たちの失ったものは、大きかった――。