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栗山千明“晩酌ドラマ”の撮影現場目撃!“ポスト『孤独のグルメ』”呼び声高いテレ東人気シリーズの“本気度”

ロケに臨む栗山千明
6月上旬、東京・足立区のとある不動産店に、凛とした表情ですっと立つ、栗山千明の姿があった。スーツを着こなしたその見た目は、キャリア営業マンそのものだ。
と語るのは、制作会社関係者。このドラマは、コロナ禍だった2022年、“家飲み”に着目して制作されたグルメドラマ。主人公の不動産会社の営業マン・伊澤美幸(栗山)は、定時で帰宅することをモットーにしているのだが、その理由は1日のなかでもっとも楽しみにしている「晩酌」のためだ。
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「伊澤は仕事終わり、いかにお酒をおいしく飲めるコンディションを整えるかを考えて過ごしています。そのために、サウナや運動で汗を流し、晩酌に合う肴を自炊する毎日です。晩酌のための食材を求め、年に1度、住む街を変えるほどその熱意は強いのです。
シーズン1では、『しめさばカルパッチョ』や『家焼肉』『えごまの醤油漬け』などが登場しました。話によって違うテーマの食事を作るのですが、丁寧に描かれる調理の工程と、豪快な伊澤の飲み、食べっぷりが評判です。コロナ禍で需要が高まった家飲みの影響で人気を呼び、毎年、放送される恒例シリーズとなりました。
番組に出てきた料理は、ドラマ公式Instagramで毎回、レシピが公開されているので、視聴者にも作れるんです。今回のシーズン4は異例の『夏編』『秋・冬編』と2クール連続放送となりました」(芸能記者)
主演の栗山をはじめ、レギュラーメンバーも変わらないようだ。
「この日の撮影は、伊澤が働く不動産『ホップハウジング』での撮影でした。能天気な支店長を演じる、おかやまはじめさんと、後輩役の武田航平さんなど、会社の同僚陣が変わらず続投しています。
栗山さんがキャスティングされたのは、プロデューサーが彼女のお酒好きを知ったから。栗山さん自身、プライベートで毎日、晩酌するほどのようです。リアリティを求めて、撮影では本物のお酒が使われているのですが、ゴクゴクと飲んでいます」(同前)
テレ東のグルメドラマといえば、松重豊が主演の『孤独のグルメ』が有名だが、肩を並べる作品となる可能性が高い、と語るのは芸能ジャーナリストだ。
「どちらのドラマも、食事のシーンで主人公の心の声が響くのが特徴です。グルメに集中して、視聴者は楽しめるのです。
『孤独のグルメ』は、松重さんの食べっぷりが評判を呼び、さまざまなお店が登場しましたが、コロナ禍をきっかけに、外食をする機会が減ってしまいました。そこで、注目されたのが家飲み。『晩酌の流儀』は、その需要をうまくつかみました。今後、テレ東を代表するシリーズになるでしょう。
栗山さんにとっても、新たな代表作になるかもしれません。仕事中の凛とした伊澤の雰囲気と、晩酌での雰囲気のギャップが魅力となっています」
今後も飲みっぷりに期待したい。