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高橋メアリージュン“怪演”が話題の『奪い愛、真夏』ロケ現場目撃! 注目される松本まりかとの“唇対決”

安田顕との撮影に臨む高橋メアリージュン。猟奇的ともいえる演技に注目が集まっている
最高気温が35度近くまで上がった7月下旬、高橋メアリージュンの姿は横浜にあった。
額に氷のうをあて、小型扇風機で涼みつつ、出番を待つ高橋。放送中のドラマ『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)の撮影だ。
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暑さ対策のおかげで涼しげな顔の高橋だが、“真夏”のいま、視聴者の肝を冷やしているのもまた高橋。松本まりか演じる主人公が、安田顕演じる「既婚者の御曹司」どの道ならぬ恋にハマっていく――。そんな内容の本作で、安田の妻を演じるのが高橋だ。夫の“異変”をキャッチし、嫉妬に走る“病み妻”役が、放送開始からさっそく話題になっている。第1話では、夫の心が離れていくのを察知したのか、サザンオールスターズの『真夏の果実』を歌いながら真っ黒な絵を描き上げる、というシーンが衝撃を呼んだ。
「高橋さんが演じる役柄は、女性の本音が如実にあらわわれたキャラクターなんです。彼女にここまでドロドロした印象はありませんでした。むしろクールな雰囲気をもった女優さん、というイメージでしたが、この作品では、振り切った演技をされていると思います」
こう語るのは、コラムニストのペリー荻野氏。本作の高橋について、どうみているのか。
「気になったのはメイクです。高橋さんのメイクはいつもよりキツメに仕上げている感じで、唇もクッキリ、ハッキリで、“表情”がありますね。主演の松本さんも唇に特徴があって魅惑的なので、2人の“唇対決”にも注目しています(笑)。
高橋さんの猟奇的な演技が際立っていることもあり、視聴者は、不倫している2人よりも“サレ妻”がどういう動きを見せるか、に注目していると思うんです。つまり物語のキーパーソンで、そのためには強い存在感が必要です。高橋さんは、“サレ妻”が持つ痛みや悲しみを表現するという、このドラマでの役割をきちんと理解して演じていて、キャステイングにも納得です。
こういうドロドロ不倫劇で、迷いのない吹っ切れた演技を披露した役者さんは、その後、おもしろいことに挑戦できる下地ができます。早くも、『次、何をやってくれるのだろう』と期待してしまいます」
記録的猛暑の今夏、高橋の怪演で涼むのは一興かもしれない。