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木村拓哉、「家系ラーメン」動画で調理スタッフに見せた “気遣い” に反響…映画の舞台挨拶でも「裏方」紹介の漢気

木村拓哉
8月16日、木村拓哉が自身のYouTubeチャンネルで、家系ラーメンを食す動画を投稿。動画内で木村が調理スタッフに取った行動が話題を呼んでいる。
今回、木村が訪れたのは、神奈川県厚木市のラーメン店「厚木家」。同店は、横浜市にある豚骨醤油ラーメン店「吉村家」直系の「家系ラーメン」として人気を博している。
「動画に出演した店主の吉村政紀さんは、普段YouTubeの撮影はすべて断っているものの、自身が木村さんの大ファンであるため、特別に撮影を許可したことを告白。木村さんは家系ラーメンを食べるのは初めてでしたが、ラーメンとライスを注文し、濃厚なスープに浸った海苔でご飯を巻き、『うまっ。なんだこれ』と絶賛していました。
家系ラーメンをすする木村さんの姿が印象的なこの動画は8月18日時点で、230万回再生を超え、高い反響を見せています」(スポーツ紙記者)
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吉村さんとトークをしながら、木村はラーメンを完食。その後、吉村さんに2024年の映画『グランメゾン・パリ』のサイン入りDVDをプレゼントし、当日居合わせた店舗のスタッフ全員と記念写真を撮り、握手することになった。厨房で調理していたスタッフに対し、木村は気遣いを見せる。
「スープをかき混ぜていた男性スタッフは、手が油で汚れていることを理由に握手することを遠慮していました。すると、木村さんは『みんなにちゃんと感じてほしいですね。このおかげっすよ』と言い、男性スタッフの右手を持って、カメラに見せたのです。
そのスタッフの右手は、日ごろ寸胴で大量のスープをかき混ぜているためか、手のひらの皮が剥け、大きな豆ができていました。スタッフの手に言及した後、木村さんは両手でしっかり握手していたのです」(芸能記者)
この木村の行動に対して、動画のコメント欄では、
《このおかげですよ。泣きました。努力の人は見逃さない》
《タコが出来た手を褒め、汚いと言っていても敬意を払って握手するところ素敵すぎます!》
《手にタコが出来ている方に深々とお辞儀をしながら握手をしているシーンを見て素晴らしい人間性だと感じました》
など、称賛する声があがっている。
「それまで、木村さんは店主と話すのみで、終盤に握手するまで調理スタッフと会話することはありませんでした。対面したわずかな時間ですぐにスタッフの手の豆に気づき、視聴者に伝える気遣いに心を打たれる人が多かったのでしょう」(前出・芸能記者)
近年も、多くの映画やドラマで主演を務め、木村の仕事は途切れない。木村の作品にはさまざまなスタッフがかかわっているが、かねてから裏方を気にかける場面もあったようだ。
「2023年の木村さんの主演映画『レジェンド&バタフライ』の舞台挨拶でのことです。撮影現場でのエピソードを話していた木村さんが、『あの、ちょっと時間いただいてもいいですか?』と切り出し、『あそこにいらっしゃるのは、僕に甲冑を着せてくださったり、セットのすべてを担当してくださったりした美術、装飾のスタッフです』と言い、美術や照明のスタッフの名前を呼んで、紹介したのです。
木村さんは撮影現場で、ベテランから若手までスタッフ全員の名前を覚えることで有名ですが、裏方のスタッフに対しても敬意を払っているのでしょう。今回も、ラーメン店でスープを調理するスタッフに自然と目がとまったのかもしれませんね」(前出・芸能記者)
陰で支える存在に対しても、木村は “三ツ星” の気遣いを欠かさないようだ。