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【二階堂ふみと結婚】カズレーザー、少子化対策に「早婚減税」提案もネット反発「自分が幸せになったからって」

メイプル超合金・カズレーザーが、8月19日放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系)で、結婚に関する新法案を提唱。これがまさかの反感を買っている。
この日は、番組恒例の“新法案をガチ提案”スペシャル。芸能人が、よりよい暮らしのため自ら考えた法律をプレゼンするというものだ。
「そんななか『日本社会にフィットするんじゃないかと思いまして……』とカズレーザーさんが提案したのが、『男女ともに早く結婚するほど、税金が安くなる法律』。
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これを、日本の最重要課題である“少子化対策”のために取り入れたいと訴えたのです」(芸能記者)
この後、カズレーザーはこの法案のメリットについて熱弁。併せてナレーションでも、結婚氷河期の現状が解説された。
「番組が紹介したデータによると、2024年、1年間に結婚した夫婦の数は50万組を切り、ピーク時の半分以下とのことでした。また生涯の未婚者は、男性の3人に1人、女性の6人に1人という現実が浮き彫りになりました。
その原因のひとつが“おカネ”で、物価高のなか、いくら仕事をしても出費していくばかりで貯蓄ができないというものです。
未婚者7000人以上を対象にした調査でも、40%以上の男女が『結婚資金が結婚のハードルになっている』と回答しているという調査結果が明らかになっていました」(同前)
そこでカズレーザーは、早く結婚するほど減税されれば、婚姻率がアップし、最終的には少子化対策にもつなげられる、という提案を考えついたのだが、本人は8月10日、女優・二階堂ふみとの結婚を発表したばかり。この回の収録自体は、その発表前におこなわれたという字幕が画面に出たものの、結果的には発表後のオンエアだったため、Xでは
《カズレーザー自分が幸せになったからって、結婚したら税金が安くなる法案を考えついちゃうなんて…そもそもそのフィールドにすら上がりたくても上がれてないのよ》
《中学の頃から結婚したかったのに出来ないんだよ 1人じゃダメなんだよ!相手が必要なんだよ 1人で出来るもんならしてるわ》
《この時点で結婚決まってるであろう奴が何言っても響かないな…》
と、幸せムードの延長で語っていると受け取られたり、結婚できない独身層の切実な事情を理解していないといったりした、厳しい声が寄せられてしまった。芸能プロ関係者が語る。
「恋愛をしたくても相手がいない人、経済的に結婚できない人にとっては、“結婚=税制優遇”というのは不公平に映ります。ちょうど結婚発表が重なり、独身代表として寄り添った形で提案したというよりも、“自分が結婚したから言っている”と、上から目線のプレゼンに映った視聴者が多かったようです」
ちなみにこの法案に対して、社会学者の古市憲寿氏は、「年齢が高くても子どもが産めるとアピールすべきいま、早く結婚したら減税できるというのは逆効果になりかねない」と指摘。法学者の遠藤研一郎氏も「節税目的の安易な結婚が増え、離婚増加を招く恐れがある」と懸念を示していた。
いずれにしても、カズレーザーの新婚生活がうまくいくといいのだが……。