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ゆいちゃみ改名発表も、視聴者が想起した「凄惨事件」…「今どきの子らは知らんのか」賛否巻き起こった理由とは

改名を発表したゆいちゃみ
モデルでタレントのゆいちゃみこと古川結菜が、8月19日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)でゆい小池への改名を発表した。
ゆいちゃみの姉は、同じくモデルでタレントのゆうちゃみこと古川優奈だ。これまで姉妹がセットでバラエティ番組などに登場する機会も多かったが、改名に至った理由をスポーツ紙記者がふりかえる。
「番組ではギャルタレントの悩みに、“コロチキ”ことコロコロチキチキペッパーズのナダルさんが答える企画が放送されました。ゆいちゃみさんは姉のゆうちゃみさんと芸名が似ているのが悩みだと吐露。ナダルさんは『“ちゃみ”から離れた方がいい』とアドバイス。さらに田村淳さんから、かつてこの番組をきっかけに千鳥のノブさんが1年だけ『ノブ小池』に改名した例を知らされると、ゆいちゃみさんは乗り気に。“ノブ小池”を引き継ぐ形で“ゆい小池”が誕生しました」
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しかしX上では疑問の声も並ぶ。
《事件を思い起こさせる「ゆい小池」は被害者一族からすると耐えられません》
《何か知らんが、「ゆい小池」って指名手配犯のコピーみたいになってるけどいいのか?今どきの子らは知らんのか。。。》
ネット上で指摘される通り、“ゆい小池”という名前で想起されるのは千鳥ノブの改名だけではない。2001年に発生した徳島・淡路殺人事件が絡むものだと前出のスポーツ紙記者が語る。
「2001年、徳島県の住宅から出火、焼け跡から殺害された父親の遺体が見つかり、さらに淡路島の雑木林の焼け跡から長男の遺体が見つかります。当時、長男の殺害と死体遺棄容疑で、ギャンブル仲間だった小池俊一容疑者が指名手配されることとなりますが、ポスターでは『おい、小池!』と名前を呼びかけるコピーが話題となりました」
小池容疑者は2012年に岡山県内で女性とともに偽名で生活していたところ、心臓疾患による病死を遂げている。
「『おい、小池!』がキャッチーな響きを持つのは確かですが、これは凄惨な事件を周知させたい捜査機関の工夫の結果から生まれたものです。今回のゆいちゃみさんの“ゆい小池”への改名は、はっきりと明示しないにしても、当時の事件を思い起こした人も多かったようです」(前出・スポーツ紙記者)
当人としてはバラエティ番組の“軽いノリ”だったのかもしれないが、今回の改名は問題含みかもしれない。