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『あんぱん』、残り6週でワープ展開も“変わらなすぎる”ヒロインに不満続出…『おむすび』との共通点浮上で懸念される“放り投げラスト”

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記事投稿日:2025.08.21 17:30 最終更新日:2025.08.21 21:52
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『あんぱん』、残り6週でワープ展開も“変わらなすぎる”ヒロインに不満続出…『おむすび』との共通点浮上で懸念される“放り投げラスト”

朝ドラ『あんぱん』で主演を務める今田美桜

 今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』が、最終回まで残り6週となり、クライマックスに差し掛かっている。視聴者の注目度が高まるなか、ヒロインの“見た目”に不満の声が上がっているようだ。

 

 国民的アニメ『それいけ! アンパンマン』の原作者のやなせたかし氏と妻の暢(のぶ)さんをモデルにした同作は、かつて幼なじみだった2人が夫婦になり、あらゆる困難を乗り越え、人気作にたどり着くまでを描く物語。主人公・朝田のぶ役を今田が、彼女の夫の柳井嵩役を北村匠海が演じる。

 

 漫画家として駆け出しの嵩をヒロインが支える様子が描かれてきたが、終盤に大きな動きがあった。

 

「8月13日の放送回で、一気に物語の時間が7年進んだのです。それにともない、18日の週から、のぶが仕事を辞めたり、三女のメイコ(原菜乃華)の娘が成長して子役が変わるなど、ヒロインの周囲で変化が見られます。ただ、そうした環境の変化をナレーションで説明する部分が増え、SNSでは『展開が雑になった』という指摘もあがっています。物語序盤は、のぶと嵩の関係性をていねいに描いていただけに、大幅な“ワープ展開”に戸惑う人もいるようです」(芸能記者)

 

 

 物語の時間軸が急速に進む一方、Xでは

 

《のぶさんは7年経っても10年経っても、すぐにのぶさんだと分かってもらえるほど、全然服装も変わらず年も取りませんね》

 

《のぶは大正8年生まれやと思うから西暦1918年として、昭和35年の段階で齢42になるのに老けへんね~》

 

《のぶは41才なの?見えない》

 

《7年経とうが8年経とうが、何も変わらない。家も登場人物のビジュアルも》

 

 など、ヒロインの変わらないビジュアルに不満を抱く声があがっている。

 

「大正生まれののぶは、現在の物語内の昭和35年(1960年)時点で40代になったと思われます。髪型や服装は微妙に変化していますが、10~20代のころと見た目が変わらない印象を受ける人も多いようです。今ひとつストーリー中の時間の流れを感じられないのかもしれません」(前出・芸能記者)

 

“変わらなすぎる”ヒロインは、橋本環奈がヒロインを務めた『おむすび』でも指摘されていたようだ。

 

「終盤にかけて、物語の時間軸を数年後に飛ばす“ワープ展開”がたびたび見られたものの、橋本さんの見た目がほとんど変わらないことに違和感を覚える視聴者が多かったのです。当初はストーリー展開が好評だった『あんぱん』ですが、クライマックスになり、駆け足の展開やヒロインの見た目など、『おむすび』との共通点を感じ、不安になる人もいるのだと思われます」(前出・芸能記者)

 

『おむすび』は、初回から最終回までの平均世帯視聴率が13.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、歴代朝ドラで“ワースト記録”となってしまった。前作の汚名返上の期待がかかる『あんぱん』だが、最終回に暗雲が垂れ込めているようだ。

 

「物語のゴールは、嵩が『アンパンマン』を世に出すところになると思われます。ただ、最終回が迫るなか、まだそのキャラクターの片りんも見えない状態が続き、残り6週で話を合わせるため、この先さらにスピディーな展開になることも考えられます。『おむすび』は最終回直前まで新しい展開を入れながらも、最後にすべてを放り投げるような形でハッピーエンドのように締めくくったため、困惑する視聴者も多かったです。『あんぱん』も同じ道をたどることを心配されているのかもしれません」(前出・芸能記者)

 

 お茶の間が“元気100倍”になるラストを期待したい。

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