「チャリティー」の裏で行われる“ルール違反”…『24時間テレビ』ライブチケットが多数転売中、10万円以上で取引も

 

　ここ数日、Xでとある“チケット”をめぐる投稿が急増している。8月30日・31日放送の『24時間テレビ』（日本テレビ系）と連動して開催されるチャリティー音楽イベントのチケットを売買しようとするものだ。

 

　このイベントは8月30日と31日に東京の有明アリーナで開催され、INIやEXILE、FRUITS ZIPPER、＆TEAM、THE RAMPAGE、乃木坂46などの人気アーティストが出演予定。8月29日時点で、8月30日のチケットはソールドアウトとなっている。

 

　だが、これらのチケットの転売は禁止されている。公式サイトには「チケット及び公演に関する注意事項」として「第三者へのチケット転売または譲渡する行為は、目的･理由に関わらず一切禁止となります」「公演当日は、ご本人確認をさせていただく場合がございます」とある。チケット販売を受け持つ「チケットぴあ」ではリセールのチケットも販売している。

 

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　問題は、これらのチケットが高値で取引されている可能性があること。これらは明らかに規約に反する“ルール違反”だ。

 

「たとえばXの投稿では、《【求】即7》などの文言が見られることがあります。こちらは、『即決で7万円』を意味するものでしょう。また、チケットのフリマサイトではこのチケットが10万円以上で取引されており、実際に1枚17万円で購入されていることも確認できます。

 

　ほかにも『24時間テレビ』の『チャリTシャツ』がオークションサイトやフリマサイトに多数出品されています。毎年デザインが変わり、2025年バージョンは『名探偵コナン』の青山剛昌氏がデザインを手掛け、非常に人気が高い。7月からイオンの店舗などで発売されましたが、売り切れになった店舗も多く、このように転売されているのでしょう。Tシャツの定価は2200円ですが、フリマサイトなどでは3000円から3500円程度で売られているのが現状です」（スポーツ紙記者）

 

　お祭り騒ぎの裏側で起きているのは、「チャリティー」とはかけ離れた“金儲け”だった。