「やたら耳に残る」とSNSで話題、その反響は？　モデル美女が歌う「葬儀ブランド」CM、“ホラードラマ”の劇中歌との類似指摘の声も

 

　緑色のワンピースを着た女性が、微笑みながら胸に手を当て、「もしも、のときは、あんし～ん祭典」と歌う、葬儀ブランド「あんしん祭典」（株式会社ごじょいる）のCMソングが話題になっている。

 

「今年5月からテレビなどで放送されています。歌っているのは、女優でモデルの青野楓さん。青野さんはフルコンタクト空手の初段でキックボクシングトレーナーの肩書きもあるので、葬祭会社のイメージとは少し違うかもしれません」と芸能記者は苦笑する。

 

　Xにはこの特徴的な歌について、

 

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《頭の中で歌がエンドレス再生されてる》

 

《洗濯物干しながらつい口ずさんじゃう》

 

《「もしものときは、あんしん祭典♪」っていうCMやたら耳に残るよね》

 

　といったポストが寄せられる一方で放送回数の多さもあり、

 

《不快感はないけど頻度が多すぎる》

 

　などの投稿もある。

 

　さらに

 

《『世にも奇妙な物語』の「恋の記憶、止まらないで」を思い出す》

 

《世にも奇妙な物語の恋の記憶止まらないでに聞こえる》

 

　といった、2019年放送のオムニバスドラマ『世にも奇妙な物語 秋の特別編』（フジテレビ系）の一篇で斉藤由貴が主演したホラーストーリー『恋の記憶、止まらないで』の劇中に登場するCMソングとの類似を指摘する声があった。

 

　こうしたざまざまなSNSの反応について、同社に聞いた。

 

「CMにつきましては、大変多くの反響をいただいており、非常にご好評をいただいております。

 

　（メロディーの）我々の意図といたしましては、まずは社名を覚えていただくと言うことを第一に考えております。そのためキャッチーなメロディになりました」

 

　『世にも奇妙な物語』のメロディに似ているという指摘については「ごく一部の方からそういったご意見はいただいていましたが、『たまたまかぶった』いう感じで驚いております」ということだった。

 

　また、CMに出演した青野にも反響を聞いたところ、「今回のCMをきっかけに多くの方から反響をいただき、久しぶりに連絡をくれた知人もいて、大変嬉しく思っています。たくさんの方の目に留めていただけたことをありがたく感じています」との回答だった。

 

　青野の所属事務所によると、「幼稚園の子供がCMが流れると踊っている」、「小学生低学年の子ども達が友達と一緒に歌っている」など、子ども人気も伺わせる反響もあったという。

 

　狙い通りのCM効果は得られたているようだ。