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【独自】千鳥・大悟が綾瀬はるかの夫役に!“カンヌ監督”の最新作に大抜擢で、歩む“大俳優”の道

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記事投稿日:2025.09.08 06:00 最終更新日:2025.09.08 06:00
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【独自】千鳥・大悟が綾瀬はるかの夫役に!“カンヌ監督”の最新作に大抜擢で、歩む“大俳優”の道

 

 

「台本は読むな」「子供のころ見た感覚でいい。あえて前日とかに見るな」

 

 これは、お笑い芸人・千鳥大悟が“師匠”と慕う故・志村けんさんから授かった、コントのアドバイスだという。

 

「ダチョウ倶楽部など志村さんの寵愛を受けた芸人は数多くいますが、大悟さんへの愛情の注ぎようは業界でも有名です。志村さんの愛車『キャデラック・エスカレード』を、免許を持っていないにもかかわらず大悟さんが受け継いだなど、逸話は尽きません。その大悟さんは、志村さんからの薫陶を受けてコントを学んでいったといいます。以前、志村さんと大悟さんが女性のパンツを必死に覗き込むというコントをしたときのこと。大悟さんはデフォルメしてスケベな表情をしたのに対し、志村さんは真面目な表情で演技をした。この経験を大悟さんは『芝居では真剣にパンティを見たい顔をしないといけない。勉強になった』と振り返っています」(芸能記者)

 

 

 2020年3月に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村さんが初めて主演するはずだった映画が、山田洋二監督の『キネマの神様』だ。同年1月に志村さんの主演が発表されるも、2カ月後に同ウイルスに感染しそのまま帰らぬ人となった。しかし、その志村さんが果たせなかった夢は、愛弟子に受け継がれたようだ。

 

「今、綾瀬はるかさんを主演に据える是枝裕和監督の最新作が水面下で進行しています。じつは彼女の夫役に、大悟さんがキャスティングされているんです。映画の内容は、子供を亡くした夫婦が、AIでその子供を甦らせるという、SFヒューマンドラマのようです。

 

 大悟さんはこれまで10本ほどの映画に“脇役”で出演していますが、映画『OUT』の少年院の教官役のように、登場シーンも台詞も少ない役がほとんどでした。今回は2番手なので台詞も多く、演技力が求められる大役です。大悟さんにとって今後の俳優業の試金石になるでしょう」(同前)

 

 実際に、大悟の演技力はどのように評価されているのだろうか。映画批評家の前田有一氏はこう話す。

 

「大悟さんには、昭和の芸人さんのような破天荒なイメージがすでについていますから、アウトローな役柄とかVシネマのような作品がすごくよく合うんです。これまでの出演作を見ると、大悟さんは人間味があって観客から共感される演技をするのだなと感心します」

 

 芸能ジャーナリストの平田昇二氏も太鼓判を押す。

 

「大悟さんは古きよき昭和の芸人の匂いを感じさせます。下積み時代、自分も食べられないのに消費者金融で借金してまで後輩を飲みに連れて行ったというエピソードを聞きました。いわば北野武さんが醸し出すような味が大悟さんにはあるんです」

 

 現在、大悟は千鳥として地上波で11本のレギュラー番組を持つ。第一線を走る芸人が、“喜劇王”志村さんの遺志を継ぎ、名優への道を歩み始める。

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