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山田裕貴、訃報直後の番組で元プロ野球選手の父からのメッセージ紹介「せつないな」視聴者も思わず涙

9月8日、バラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)が放送され、ゲストに、俳優の山田裕貴が登場した。学生時代や、家族との過去の思い出を語り、そのなかで、元プロ野球選手の父親とのエピソードが話題となっている。
番組内では、これまでの人生を振り返る「人生アルバム」企画がスタート。中日ドラゴンズや広島東洋カープで選手・コーチを務めた裕貴の父・和利さんについて語られた。裕貴本人も野球をやっており、好成績を残しながらも「まだまだだな」と叱咤されていたことも告白。そんな厳しかった父との思い出を振り返った後、番組では、終盤に父親からのメッセージをサプライズで朗読した。
「サプライズということで、メッセージが届いていることをMCの上田晋也さんが明かすと、山田さんはあ然とした表情を浮かべていました。メッセージには《ひとつひとつ階段を上り、着々と自分の居場所を作り始めたところかもしれませんね》と、お父さんが山田さんの様子に触れました。《あまり褒めたことはありませんが、厳しい世界で戦い抜いているところはすごいと思います》《今日まで、自分の決めた道を続けてきたことに対して、すごいね》と、温かい内容でした」(芸能記者)
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このメッセージを聞いた山田は、あまり褒められたことがなかったという父親が「最近は褒めてくれるようになった」と、少しずつ親子関係が変化してきたことを告白。「うれしいですね、あらためて言われると」と、目を潤ませながらコメントした。
そんなオンエアを見ていた視聴者も、思わず涙。Xには感動したという声とともに、こんなコメントが寄せられていたのだ。
《お父さん亡くなる前なんだろうな?せつないな?》
《まだ若いのに闘病中の中でメッセージくれたのかな》
《最後の手紙になったのかな》
山田は、8月下旬に父の死去を報告していた。今回のメッセージで、そのニュースを思い出す視聴者が続出したのだ。
「8月26日、《生前、父 山田和利を支えてくださった皆様へ》と題して、山田さんのInstagramで報告されました。そのなかで、4年ほど前からがんを患っていて、本人の意向で公にはせず、闘病を続けていたことを明かしたのです。同時に、生前、お世話になった方への感謝をつづっていました」(前出・芸能記者)
番組にメッセージを寄せた時期も当然、闘病中だった。訃報の直後に番組が放送されるタイミングとなり、より、せつなさがにじみ出る内容となった。
「メッセージを、山田さんは神妙な表情で聞いていました。その表情を見ていた視聴者も、涙なしでは見られなかったようです」(同前)
山田の活躍を、天から見守っているに違いない。