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「ギャンブル依存症」ドキュメンタリー直後に「競馬中継」フジの番組編成に呆れも…いまやJRAは「啓発する」立場

ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(番組公式YouTubeチャンネルより)
9月14日、フジテレビ系で放送されたドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』。「ギャンブルをやめたくて~また家族と暮らしたい~前篇」と題し、東京・新宿にあるギャンブル依存症からの回復施設を舞台に、「再生の物語」を追う、なかなかハードな内容だった。
Xには
《当たり前だけど依存症ってだけで受け答えは普通だし、むしろ理路整然と自己分析して語ったり出来てるんだよなぁ。。。そんな人でも破滅させるギャンブルのこわさよ》
《競馬だけで2000万借金とかやば。何故そこまでギャンブルにのめり込む。家買えるやん》
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といった、視聴者の感想がみられた。
と同時に、多くみられたのが、こんな声だ。
《ノンフィクション、ギャンブル依存症を取り上げて直後の番組がみんなの競馬ってギャグ入ってる?》
《ギャンブル依存症の特集を放送した直後に競馬中継がある 番組構成上仕方ないが、何とかならなかったのだろうか?》
『ザ・ノンフィクション』の放送時間は、14時から14時55分。そして15時からは競馬中継『みんなのKEIBA』。この流れに疑問を持った人が多かったようだ。
「確かに矛盾しているようにみえて、違和感を持つ人がいても不思議はない番組の流れだったと思います。
ただ、『ザ・ノンフィクション』では、以前から同様の内容の放送回が何度もありました。また、『みんなのKEIBA』のスポンサーであるJRAとしても、その点に問題なしということでしょう。むしろ、JRAは2020年から『日本中央競馬会ギャンブル等依存症対策実施規程』を施行しており、依存症の問題を啓発する立場ですからね」(競馬ライター)
『ザ・ノンフィクション』では、9月21日に「ギャンブルをやめたくて」の後編を放送予定。そしてその後には『みんなのKEIBA』も放送される。