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野村克也「サッチーとの思い出」あふれる高級時計エピソード
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.01 16:00 最終更新日:2018.04.01 16:00
野球解説者の野村克也が、3月20日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した。
番組で野村は「食べ物が満足に買えない貧困家庭でした。小学校3年生くらいから働いてましたから。忙しいお店の子守や、お百姓さんの手伝いとかいろんなことをやって母を助けてきました」と発言。
こうした生い立ちのため、野球でお金を稼ぎ始めてからは、反動で高級時計などを買い集めるようになったという。
司会の黒柳徹子も、野村の腕につけられていた時計について「ピカピカに光っていますね」と興味を示す。ゴールドの本体はダイヤが敷き詰められ、文字盤の中にも砂時計のように無数のダイヤが漂っている。
野村は「気に入ると買って。支払いは奥さんがしますから。いくらか全然知らないんです」と説明した。ちなみに時計は、ハリウッドセレブも御用達、アメリカの時計メーカー・デュナミスのもの。映像から判断すると、定価500万円以上する超高級モデルだ。
野村は2018年2月8日『アウト×デラックス』(フジテレビ系)でも高級時計の件について語っており、時計は全部で30個ほどあるという。一度、泥棒に盗まれて0になったが、また増えてしまったのだという。
高級時計は、野村にとって勝負の験担ぎでもある。楽天監督時代の2009年6月5日付けの日刊スポーツは、「つけたら失速 ノムさん 1000万円時計返品」と題し、こんな話を報じている。
妻であるサッチーから、誕生日祝いに1000万円はするフランク・ミュラーをプレゼントされた野村。しかし、その後チームが負け越したため、夫婦で相談のうえ「上野のアメ横に返しに行く」ことに。
野村は記者に「この時計もかわいそうにな。チームの実力で負けたのに。これをはめて負けたばっかりにな……」とボヤいていたという。
2017年12月にサッチーを亡くした野村。高級時計コレクションには、隠れた夫婦の思い出が詰まっていたのだ。