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ナイツお得意のブラックな笑い源流は兄「はなわ」にあり?
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.02 11:00 最終更新日:2018.04.02 11:01
芸人のはなわと、弟であるナイツ・塙宣之が3月18日放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)に出演した。ナイツは塙が22歳のときに、大学の後輩である土屋信之と結成。当時をこう振り返る。
「土屋は(もともと)公認会計士を目指してて。僕が出ているライブを見にきてた(お客さんだった)んですけど、『会計士を諦めて、好きだったお笑いをやりたい』って。なんでも器用にこなすんですよ。ちょっとした合同コントで人が足りなかったら入れようとか。『こいつ器用だから漫才やってもツッコミ上手くなるんじゃないか』と」
しかし結成直後、不運にも塙はバイクで事故を起こし、49日間も入院することに。
「左足の大腿骨が粉々になって外に飛び出た。先生も『一生歩けないかもしれない』って。コンビを組んだ3カ月後くらい。芸人を諦めようとは思わなかったけど、コンビでは無理だなと」
塙は内心「いいよ(コンビを)辞めても」と思っていたが、土屋は「待ちますよ」と譲らず、熱心に毎日お見舞いに来てくれたという。
はなわも「このときが一番きつかった。一報が入って来て『うわ、まじか』と(思った)」と振り返る。だが、最悪の状況でも、すでに芸人として活動をはじめ、昔から弟にいたずらを仕掛けるのが大好きだったため、こんな行動に……。
「頭に傷があるから、包帯とかいろんなのついてるわけです。(それを)『ずれてるよ』って言って包帯を外して、違うところに貼って傷が見えるようにして帰る。その後ツッチー(土屋)が来て、『お兄ちゃん、傷が丸見えじゃねえかよ』ってツッコむんです(笑)。それでいつも遊んでました」
なんとも不謹慎な兄であるが、じつは土屋に対してこんな言葉をかけていたと、2012年6月9日放送の『ブラマヨとゆかいな仲間たちアツアツっ!』(テレビ朝日系)で明かされている。
「病室で一緒にいて。塙さんが寝ちゃったときに、『土屋くんには土屋くんの人生がある。(やめて)いいから』って、涙を浮かべて言ってくれて。
でも(コンビを)諦められなかったんです。(はなわに)『絶対に治りますよね』って言いながら、お見舞いをしていた。そういう熱い話をしてた直後に、傷口のガーゼをちょっとずらして『気持ち悪いだろ』って(笑)」
ナイツお得意のブラックな笑いの源流は、兄・はなわにあったようだ。