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『BG』で18年ぶりドラマ出演「矢沢永吉」を動かしたキムタクの一声

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.04.02 16:00FLASH編集部

『BG』で18年ぶりドラマ出演「矢沢永吉」を動かしたキムタクの一声

 

 元SMAPの木村拓哉が、3月23日放送のラジオ『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』(TOKYO FM)で、ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)での矢沢永吉との共演秘話を告白した。

 

 3月15日放送の『BG』最終回のラストで、矢沢が本人役として登場し、日本武道館入りする姿を木村演じる島崎ら警護した。

 

 矢沢の起用には木村がプランを出し、「車から降りた瞬間に、存在が “バンッ!” と何の説明もいらない方ってどなたなんだろうと思って、頭の中に閃いたのが矢沢さんだったんです」と説明。

 

 プロデューサーらに提案するも、「いや、ないないないない、ムリムリムリムリ」という反応だった。

 

 だが、木村が「聞くだけ聞いてみませんか? 『島崎たちが前に向かって歩んでますっていう、ラストシーンで、クライアントとして登場していただけたら嬉しいです』というのを、そのまま伝えてください」と依頼。

 

 すると「矢沢さんからOK出ました!」と快諾されたという。

 

 次に撮影場所を決めることになり、撮影日が日曜日ということもあり、東京ドーム、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ、横浜スタジアム、味の素スタジアムなどはいずれもNGだった。

 

 そこで木村が「武道館は?」と提案。だが、スタッフは「武道館、貸してくれないですから。たいてい、あそこは貸してくれないですよ」という反応。

 

 矢沢といえば、過去にアーティストとして最多の142回コンサートを行っている「聖地」だけに、木村は「矢沢さんが歩かれる場所なので、武道館に一回聞いてみてもらってもいいですか?」とオファーすると、OKが出たとのこと。

 

 撮影当日、矢沢は車のナンバーに対し、「あのナンバーって、わざと?」と質問した。木村は「僕はすぐにピンときて『美術スタッフの遊び心だと思います』」と返したという。

 

 というのも、ナンバーは914となっており、矢沢は「うれしいね〜。914。僕の誕生日」とノリノリだったことを明かしていた。

 

『BG』最終回は平均視聴率17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。毎分最高視聴率は矢沢登場シーンで、実に22.3%にまで達した。

 

 矢沢の過去のドラマ出演は5作のみ。最初はコント55号・坂上二郎主演で1974年放送の『夜明けの刑事』(TBS系)にバンド・キャロルとして本人役で出演。

 

 続いて矢沢が連ドラ主演で教師役を務め、TOKIO・長瀬智也、松岡昌宏、V6・井ノ原快彦らが生徒役だった1994年放送のドラマ『アリよさらば』(TBS系)。

 

 その後、1995年に『土曜ワイド劇場「時よとまれ」』(テレビ朝日系)、2000年に『月曜ドラマスペシャル「雨に眠れ SLEEP IN THE RAIN」』と2本の2時間ドラマに主演。

 

 それから18年ぶりのドラマ出演が『BG』となった。続編も期待されている『BG』。そのときには、再び矢沢が登場するのかも注目だ。 

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