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元イクメン議員「宮崎謙介」不倫にハマった瞬間を懺悔
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.03 20:00 最終更新日:2018.04.03 20:00
元衆議院議員の宮崎謙介が、3月25日放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ)に出演した。
宮崎は2016年2月、妻の妊娠中に元女性タレントとの不倫が報じられた。議員の育児休暇取得の実現にむけて働きかけを行った「イクメン議員」だったため、世間の強いバッシングを浴び、直後に議員辞職した。
番組で宮崎は、不倫することになったいきさつを振り返る。2人が出会ったのは、2016年1月4日に衆議院会館で行われた和服イベントだった。元女性タレントは着付け担当として参加していたという。
「出会って2日後に、フェイスブックのメッセンジャーですごい長いお礼メールがきたんです。(メールに対しては)基本的にお返しはしていて。(すると)もう1回メールがきた。『日本の着物を守りたい』みたいな感じの文章」
宮崎は着物に関する議員連盟に在籍していたため、さらに返信。相手から質問が続き、「電話で話した方が早いな」と思い番号交換をした。
通常そこで終わるはずの関係であるが、なぜ不倫に繋がったのか。そこには当時の宮崎の置かれた状況が関係していたという。
「(2015年12月の)『育休宣言』 から党内バトルが始まるわけですよ。『お前議員なのに、なに休むって言ってんだよ』と。朝、先輩(議員)に呼び出されて怒鳴り散らされ、机を叩かれ、罵声を浴びせられてっていう毎日が2週間ぐらい続いたんです。その間にも(女性側から)メールがひたすらひたすら(続いた)」
連日の叱責で追い詰められ、かなりストレスが溜まっていた宮崎。魔が差すきっかけは、女性からもたらされたと主張する。
「これはもう壮大なる言い訳なんですけど、(相手から)『私は愛人をずっとやってきました』と」
この言葉が引き金になったのか、宮崎は2016年1月にホテルで2回、京都の自宅で1回、不倫をしてしまう。
宮崎は、2015年12月の「育休宣言」をするに至った経緯を、番組でこう説明している。
「奥さんに子供が生まれるというときに、(調べたら)衆議院の規則に『産休』がOKで『育休』がなかったんです。これは問題だなと思い、若手の男ばかり集めて提言しようっていうのが始まりだった。それが報道でいつのまにか『宮崎が育休とりたいって言ってる』に変わったんです」
最近では、地方自治体で短期間ではあるが男性議員が育休を取るケースも見られる。宮崎の「育休宣言」 から2年以上経つが、国会で男性議員の育休に対する変化はあるのだろうか。
衆議院事務局に問い合わせたところ、「衆議院規則185条にあるように、“出産” のために議会を欠席することが認められているだけです。出産なので女性議員のみを対象としています。“育児休暇” に関してはもともと女性議員でも認められていません」と回答した。
ちなみに欠席理由の「出産」が認められたのも、2000年に橋本聖子議員が出産したことがきっかけだ。それ以来、何も変わっていない。今後、制度が変わるかどうかに関しても、事務局は「把握していない」とのことだった。
「自分が育休を取得すれば一石を投じることができる」と「育休宣言」をした宮崎。制度改革は、本人の不倫スキャンダルを機に頓挫してしまったのだ。