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千原ジュニア「小池都知事&たけし」鼎談で政治家と芸人の違いを見た

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.04.13 16:00FLASH編集部

千原ジュニア「小池都知事&たけし」鼎談で政治家と芸人の違いを見た

 

 3月25日配信の『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』(AbemaTV)で、千原ジュニアが、小池百合子都知事、ビートたけしと以前に鼎談した際のエピソードを明かした。

 

「政治家としてテクニカルな人なんやと短い対談だけど思った。入ってきて、たけしさんに東京五輪の立派なバッジを渡して、ショボいのを俺に渡したんですよ。ジョークのつもりだったら、逆なんですよ。権力のあるたけしさんにショボい方を渡して、俺に大きい方を渡した方が絶対に笑いとして成立しているのに。俺はいいけれども、スタッフは誰も笑ってないですよ」

 

 バラエティ目線で、小池都知事の振る舞いに疑問を呈したジュニア。だが、収録後の小池都知事の行動には感心したという。

 

「終わってエレベーターが閉まるときに、小池都知事が『ジュニアさん結婚されたのね。誰かと一緒の日だったわよね。誰か思い出せないけど。ジュニアさん、ご結婚おめでとうございます』って言われたんです。

 

 そのとき、『なるほど。そういうことをするんだな』と思ったのは、俺の結婚を知っていて(同日に結婚した)福山雅治さんの結婚を知らないわけないんです。

 

 性格が真っ直ぐの男だったら『小池さん、俺の結婚知ってくれてた! 嬉しい!』ってなるけど、俺は『そんなわけないやん』って思うわけですよ。なかなかテクニカルなことするな、と」

 

 さらに、エレベーターがホテルの1階に着くと、近くで一般人の結婚式が行われており、その場でのたけしの行動に驚いたという。

 

「たけしんさんは(ドナルド・)トランプの格好をしていて、たまたまカップルが親戚に囲まれて、写真撮影をやっていて。そこにたけしさんがパッと立つと、新郎新婦も親戚も全員が笑顔になった。一言もしゃべらず全員を笑顔にする姿を見て、『この世界に入ってよかったな』と。そこで政治家と芸人の大きな違いを見た」

 

 鼎談が行われたのは、2016年12月25日放送の『ビートたけしのTVタックル たけし&爆笑問題がメッタ斬り!2016をザワつかせた30人!』(テレビ朝日系)。

 

 たけしは「大変なときに知事になっちゃいましたね」とねぎらうと、小池都知事は「お給料を半分に減らしたり、豊洲の問題でケジメをつけて、さらにそこから2割減らして。前の人のせいにするのは簡単。でも、問題は解決していかないと」と自らの姿勢を示した。

 

 小池都知事がたけしに「(給料を減らしたぶんを)貢いでくれる?」とジョークで言うと、たけしは「私は都民税をいっぱい払っているんですから」と応戦して笑いを誘った。

 

 ジュニアは冗談を交えて話す小池都知事に「ガードが下がっている感じがしました」と分析していた。

 

 しばしば政界進出が騒がれるジュニアだが、自身は断固として否定している。2014年12月29日放送の『千原ジュニアのヘベレケ』(東海テレビ)でこう本音を吐露していた。

 

「俺らは『日本のこれがおかしい』って、おかしい舞台があるからしゃべれて、笑いが取れる。憂いてるからこそ、笑いになる。日本が悪ければ悪いほど我々は潤うし(笑)。だから、芸人で政治家になる人は、俺は『もう芸人は上がりはったんやな』って」

 

『キング・オブ・ディベート』では、元政治家のコメントも舌鋒鋭く追及しているジュニア。芸人ならではの視点で、世の矛盾や、政治への不満を笑いに変えて表現してくれそうだ。

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