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松村邦洋『探偵!ナイトスクープ』神回は世界一のスピード体感
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.14 16:00 最終更新日:2018.04.14 16:00
「世のため、人のため、公序良俗と安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に追求する娯楽番組」
そんな壮大なテーマのもと、納豆風呂に入る少年からギャラクシー賞受賞作品まで、30年にわたり大阪から発信してきた『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)。関係者たちが名(迷?)作と太鼓判を押す「神回」を徹底調査した!
「台本はなく、移動や休憩中も常に依頼者と一緒で、気を抜けなかった。だからこそ、カメラの前で依頼者の本気の泣きや笑いが起こるんです」
探偵を2000年から13年間務めた松村邦洋(50)の印象に残る作品は?
「『世界一のスピードを体感』(2005年6月3日放送)ですね。スイミングを習う依頼者がプールで世界記録を目指す回です。僕たちが走ってロープで引っ張り、当時の世界記録を超える速さを出すことに成功しました。僕も挑戦しましたが、まったく息ができなくて、パンツも脱げた(笑)」
もうひとつ、鉄板エピソードがある。
「ヤクルトの飯田哲也選手(現・ソフトバンク二軍コーチ)に出てもらった『亡き父にそっくりな飯田選手とキャッチボール』(2007年4月27日放送)は涙ウルウルでした。
収録後、西田(敏行)局長が飯田選手に直接お礼を伝えたいとのことで、連絡先を教えました。
その日の深夜、なぜか僕の家の留守電に西田さんのメッセージが入っていたんです。『飯田さん、ありがとう。あなたは探偵以上の探偵です!』。西田さんはあの声で、わんわん泣きながら吹き込んでいました(笑)」
(週刊FLASH 2018年3月27日・4月3日合併号)