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及川光博「小学生のころのアダ名は『キザ男』だった」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.05 20:00 最終更新日:2018.05.05 20:00
俳優で歌手の及川光博が、4月30日放送の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(ABCテレビ)に出演した。
番組では、及川のミステリアスなプライベートに注目。「サンダルは履かない」「太陽が嫌い」「ジャージ・スウェットで出歩かない」など、イメージ通りの回答が相次いだ。
司会のなるみが「子供のときって “ミッチー” 以外にあだ名とかあったんですか?」と質問すると、及川は「もちろん。小学生のころは “キザ男”」と真顔で応じる。このため「ベースが変わってないじゃないですか」とツッコまれていた。
いまでこそ、“ミッチー” らしいエピソードとして笑えるのだが、当時の及川少年にとっては違ったようだ。2015年3月9日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、小・中学校でいじめにあっていたと明かしている。
「僕は仲間外れだと思っていたんですけど。人生の大きな挫折。小学校6年生のときに相当悩みましたね。女子と仲よくしすぎると、当然妬みが生まれて。学校に行ってもクラスで(誰も)口を聞いてくれない。『とにかく進学塾に通って受験勉強して私立に行こう』と思ったら、私立の中学に行ってもまた仲間外れに合うんですよ。『これ僕に問題があるんじゃないかな?』って(笑)」
女子と話す方が楽だったという及川。バレンタインのチョコレートをたくさんもらったり、ファンクラブもできてしまったため、男子からいじめられるようになったらしい。
「子供のころから衣装を着て学芸会の舞台に立つのが好きでした」と語る及川。演技や歌に対する姿勢が形成されたのもこのころだ。
「社会に接点を持つと言ったらオーバーですけど、必要とされる処世術として、学園祭とか演劇部の公演とか、ステージに立とうと。どうせだったら思いっきり目立って呆れられようって」
ちなみに番組で紹介された写真では、ドラキュラ風の衣装に、手を腰にそえるなど、往年の映画スターさながらのポージング。思わず黒柳も「どうしたんですかこれ?」とツッコんでいる。
及川は「やっていることは、今とさほど変わらないんです。15歳のころにロックバンドを始めて、演劇部に所属して。で、女子にキャーキャー言われて。それから30年間はお芝居と歌。他の商売・職業を思いつかなかった」と明かしていた。
イジメられた経験が、いまの “ミッチー” を完成させたようだ。