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知的を狙うなら哀川翔「スクウェア型」で…芸能人に学ぶ眼鏡の選び方
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.17 11:00 最終更新日:2018.05.17 11:00
「よく、面長タイプ、丸顔タイプ……と輪郭によって『自分に似合うメガネ』を選ばせるものがありますが、それでは似たようなものしかかけられない。メガネ選びは『自分は他人にどう見られたいか』で考え、TPOやシーンに合わせてかけ替えるべきだと思います」
グラスフィッターの森一生さんが語る。森さんは、ドラマやCMなどで、出演者がかけるメガネを選び、調整もする “メガネのスタイリスト” だ。
2月21日、ロケ先で倒れ、突然この世を去った大杉漣さん(享年66)も森さんに相談をしていた。
「作品ごとにメガネを買い足し、自宅には200本以上あるとおっしゃっていました。それでも、大杉さんは撮影のたびに『今回はこんな役なんだけど、何をかけよう』と相談にみえていまし
た」(森さん)
ドラマの最初の顔合わせでは、4、5本のメガネを用意。監督らの意見をもとに、役を作り上げていった。
「常に役に合ったメガネを探し、かけた瞬間、メガネが馴染んで『役の人物の一部』になるような方でした。芸能界でもメガネへのこだわりは一、二を争うでしょう」
では、一般人はどのようにメガネを選んだらいいのか。
「参考になるのは、たとえば山里亮太さん。いつもはトリッキーな変形オーバル(横長の楕円)。しかし、『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演するときは、ボストン型や、ウェリントン型の黒縁メガネなどに挑戦しています。
トレンドを意識していてとても似合っていますが、やはりふだんのイメージを崩すのはとても勇気がいること。
読者のなかで、『メガネが似合わない』と拒否反応を示す人は、たんにメガネをかけた自身の姿を見慣れていないだけなんです。山里さんのように、“新しい一本” に挑戦してほしいと思います」
●山里亮太「変形オーバル型」
芸人を目指す決意として購入。もう売っておらず、買いだめしたものをかけている。
●松重豊「ボストン型」
クラシックな雰囲気。コワモテ(?)の松重も、カジュアルで柔らかい印象になった。
●竹中直人「ウェリントン型」
台形のやや大きめなサイズ感。正統派、伝統的なスタイルの定番タイプ。フォーマルに決めたいときに。
●哀川翔「スクウェア型」
知的なイメージ。縦幅が広くなるほど男性的。メタル素材はよりシャープ。部下に舐められたくない人に向く。
(FLASH DIAMOND 2018年4月15日増刊号)