お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつが、5月17日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、コンビ結成前に引退を考えていたことを明かした。
安藤はかつて「ぷち観音」という女性コンビを組んでいたが、解散。当時を振り返り、「引退しようと思ったんです。31歳で、最後の相方にしようと思って前のコンビをやっていたんで」と明かした。
だが、カズレーザーから「組みません?」と打診があり、ファミレスで会うが、安藤は「ごめんなさい」とコンビを組む意思はないことを示した。それでも、カズレーザーは「まあまあ、そうなんすよねぇ」と曖昧な返事を何度もしていたという。
その様子に安藤も「話、通じねぇなと思った」と回顧。カズレーザーは「マルチ商法の勧誘と一緒で、ずっと同じことを言って、正常な判断させない、みたいな」と笑わせていた。
そうして、メイプル超合金は2012年に結成され、『M-1グランプリ2015』で決勝に進出して一躍知名度を増した。
お互いの好きなところについて安藤は「意外と優しいところがあって、楽屋の温度を好きにさせてくれる。秋ぐちにエアコンが20℃でも文句を言わないで、ガタガタ震えている」とカズレーザーの優しさを強調。
だが、カズレーザーは「そういう感情はないですね」とバッサリ。「隣に熱をもった物がある……熱源体! それだけです」と好き嫌いの感情は「無」と答えた。
カズレーザーは頭脳派として知られ、『Qさま!!』(テレビ朝日系)などクイズ番組で活躍。一方、安藤はドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』(テレビ東京系)に主演し、ぽっちゃり女子向け雑誌『la farfa』で表紙を飾るなど、個性を活かした活動をしている。
インパクトある見た目の2人だが、その出会いは運命だったようだ。