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志村けんがコントに目覚めた「厳格な父」の大爆笑

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.06 16:00 最終更新日:2018.06.06 16:00

志村けんがコントに目覚めた「厳格な父」の大爆笑

 

 志村けんが、5月28日放送の『ファミリーヒストリー』(NHK)に出演した。

 

 番組では柔道の有段者で教師だった父・憲司さんを紹介。志村の兄・美佐男さんも「一緒に和気あいあいと話したようなところは見たことがない。(子供たちが)煙ったい部分もあったんじゃないですかね」と語るほど、厳格な父だったという。

 

 ある日のこと、家族が笑いながらテレビを見ていると、父が入ってきた。当然、空気が変わりみんな静かにしていたのだが、志村はこう振り返る。

 

「『雲の上の団五郎一座』だったかな、そういう一座の舞台中継をやってて、『お富さん』っていうネタで。(三木)のり平さんがなかなか足を組めないんですよ。もう何回もやるんだけど。そこを親父はひっくり返って笑ってましたもんね。
 テレビを見ながら『(父親が)笑ってるよすげえ』と。笑わない親父を笑わせる、この人たちはすごい力だな」

 

 志村は、これを機に、学校で友達を笑わせることに夢中になった。小学生のころからモノマネやコントを作り、同級生の前で披露していたという。

 

 そんななか、父の憲司さんが44歳のとき、自宅前でバイク事故に遭ってしまう。美佐男さんは「当時、ヘルメットをしていたと思うんですけど、なんせ勢いでだいぶ飛ばされたみたいでね」と明かす。

 

 幸い一命をとりとめたが、事故から3年経ったころにある異変が。志村はこう語る。

 

「俺の顔をじっと見て『どちら様ですか?』って。『(あなたの)子供! 子供!』って言うのがつらかった。飯のときも飯を食って、その後すぐに『おい飯食ったか? 飯は?』。『さっき飯食ったじゃないか』(と返すと)、またすぐ『おい飯は?』。(医者に)聞いたら脳の記憶をする部分に血が固まってた」

 

『志村けんのだいじょうぶだぁ』では、「陽子さんよ、飯はまだか?」のコントがお馴染みだった志村。もしかすると、父親の悲劇がベースになっていたのかもしれない。

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