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『半分、青い。』の親友役「奈緒」朝ドラに運命感じる

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.06.06 16:00FLASH編集部

『半分、青い。』の親友役「奈緒」朝ドラに運命感じる

 

「先日、地方ロケで『鈴愛ちゃんのお友達のコでしょ?』と声をかけられて、朝ドラってすごいなと実感しました」

 

 現在放送中の『半分、青い。』で、ヒロイン・楡野鈴愛の親友・木田原菜生役を演じているのが、奈緒(23)だ。

 

 菜生は、洋服店の娘に生まれ、高校ではヒロインと同じく美術部に所属。実家の洋服店を大きくすることを夢見ている。お気づきのとおり、“奈緒” が “菜生” 役を演じるという奇跡が起こっている。

 

「オーディションのときから、この役になったらすごいなと思っていました。当初の案だと、漢字まで同じ “奈緒” でした。さすがにそれはやめようということで、字を変えたとのことですが。

 

 偶然はそれだけじゃないんです。実家では、母が子供服のお店をしていて、中学生時代は私も菜生ちゃんと同じ美術部に入っていたんですよ。ちょっと、運命を感じてしまいますね(笑)」

 

 この役を射止めるまでの道のりは非常に険しかったようだ。

 

「女優を目指したのは高校時代。地元・福岡でモデルをしたり、CMに出たり、いろいろするなかでお芝居がいちばんおもしろかった。

 

 初めて受けた朝ドラのオーディションは『まれ』でした。2回めの挑戦が『わろてんか』。最終で落選して悔しかっただけに、今回、役をいただけたのが本当に嬉しかった」

 

 なかでもいちばん苦労した時代のことを振り返ってもらった。

 

「19歳くらいのころ、福岡の事務所に所属しながら、東京で活動するために芸能事務所を探していましたが、1年間いい返事が届かず……。

 

 その間、福岡の事務所に社員契約していただいて、所属タレントのコをオーディションに連れていくというような、マネージャーみたいな仕事もしていました。

 

 その時期は『自分はこのまま演じる側ではなく、支える側になるのかな』と迷っていた時期を過ごしていました。お芝居がしたいのに、やる場所がないというのは苦しかった。

 

 転機になったのは、東京で脚本家の野島伸司先生のアクターズスクールのオーディションを受けて合格したこと。そこから、徐々に東京での仕事も決まり、現在の事務所にも所属することができました。福岡時代に支えてくれた事務所の方には、今でも心から感謝しています」

 

なお 
23歳 1995年2月10日生まれ 福岡県出身 T160 A型 高校1年生で芸能活動を始め、2013年『めんたいぴりり』でドラマデビュー。20歳で上京し、2016年『雨女』にて映画初出演を果たす。趣味はカレー屋巡り、カメラなど。そのほか最新情報は、公式Twitter(@naonotubu)にて

 

写真・矢西誠二
スタイリスト・瀬川結美子(NOMA)
ヘアメイク・つばきち

(週刊FLASH 2018年5月22日号)

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