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田中義剛「ラクレットチーズ」で年商10億円のボロ儲け
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.07 20:00 最終更新日:2018.06.07 20:00
タレントの田中義剛が6月3日放送の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)で、儲けのからくりを告白した。
10年前、発売した「花畑牧場」の生キャラメルが1カ月に120万個売り上げたこともあった田中。現在の主力商品の1つとして、ラクレットチーズをあげた。
トロトロに溶け出し、食欲をそそる見た目と味わいに8年前から目をつけ、花畑牧場で製造を開始。現在では国内シェア90%を誇り、月20トン以上でおよそ年間9億6000万円も売り上げているという。
田中は「第1段階は店頭で売る。第2段階は業務用で売る。第3段階は道具を売る」と豪語。ラクレットチーズの専用オーブンに着目して、海外製で10万円以上するものを自社で製造。導入したい店に無償で貸し出して、チーズも注文してもらい、自らブームを作りだそうとしている。
このビジネスを好景気のタイにまで持ち出した。東京ドーム約100個分の巨大牧場で2000頭の牛を飼育し、毎日12トンの牛乳を生産。さらにタイに工場も作り、タイでもチーズブームを起こす。
だが、ここにまで至るには失敗もあったという。チーズを余らせて4億円の借金を作ったが、そのチーズを知人のラーメン店で「チーズラーメン」としてメニュー化、おかげで立ち直ったという。
過去には東京・青山に豚丼店を出店したが、大量に発生する煙のせいで閉店を余儀なくされ、「5000万円損しました」と苦い顔をしていた。
そんなトラブルもあったが、田中は無事に危機を脱出。2017年10月24日放送の同番組では、企業向け商品を作っていることを明かした。
ローソンで売られている「安納芋と黒ごまのタルト」などのタルト類はすべて「花畑牧場」で作っているという。また、「しゃぶしゃぶ温野菜」で出されているモッツァレラチーズやデニーズのパスタのチーズも作っており、「チーズを見ている時はギンギンになる」と笑顔だった。
タレントとしての知名度を活かして、自ら商談に出向き、さまざまな交渉を成功させてきた田中。そのバイタリティは「お見事」としか言いようがない。