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杉村太蔵「トイレ掃除がうますぎて」派遣から証券会社に転職

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.06.16 11:04FLASH編集部

杉村太蔵「トイレ掃除がうますぎて」派遣から証券会社に転職

 

 元衆議院議員の杉村太蔵が6月7日放送の『橋下徹の即リプ』(AbemaTV)に出演した。

 

 番組では、筑波大学を中退後、派遣社員として働いていた杉村が証券会社へ転職したときの話題に。

 

「当時はいまと違って超就職氷河期。たまたま派遣された先が、総理官邸裏の山王パークタワービルの清掃会社。朝からトイレ掃除、廊下のクリーナーかけ、プリンター、ファックス用紙の交換をしてた。たまたま(担当していた)証券会社の幹部に、『うちで使ってやる』と言われた」

 

 まるで映画のようなシンデレラストーリーに驚いた出演者が「なんで? どんなファックスの入れ方したんですか?」と質問すると、「桁違いにトイレ掃除がうまかったらしいです」と笑って応じる。

 

 続いて杉村は、選挙に出馬することになったきっかけをこう語る。

 

「証券会社の調査部に配属になって、『郵政民営化が成功すると株価が跳ね上がるから、2005年の郵政解散の動向を調べろ』って言われて調べたら、たまたま『候補者を募集しています』という自民党のホームページにぶち当たった」

 

 選考方法の第一歩は「郵政民営化と構造改革に対するあなたの考え方」という論文試験だった。

 

「まさか僕の論文なんか読むわけない。小泉さんへのファンレターの気持ちで、(会社の)部長の言ってること、外人の言ってること、機関投資家の言ってること、一部大臣の言ってること。バーっと書いて、最後に『私もそう思う。だから小泉さん頑張ってくれ』って書いた」

 

 2日後、見事に自民党本部から「素晴らしい論文でした」という電話がかかり、その後の面接へ進み、合格したという。人との出会いをチャンスに変えてきた杉村は、「自慢していいですか」と前置きした上でこう語る。

 

「いまいろんな会社をやって、投資をやっているじゃないですか。私が清掃員のころに声をかけてくれた上司と、いまだに僕は杉村商事という会社で一緒に仕事してるんです。投資に関するテレビでのトークは、すべて当時の証券会社の上司からの受け売りで、ほぼ完コピです(笑)」

 

 番組では、投資で「むっちゃ稼いでる」と明かした杉村。知識だけでなく、人との繋がりを大切にしているからこそ成功できたのだろう。

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