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平昌パラ金メダリスト「成田緑夢」を育てたスパルタ教育

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.06.19 11:00FLASH編集部

平昌パラ金メダリスト「成田緑夢」を育てたスパルタ教育

写真:西村尚己/アフロスポーツ

 

 平昌パラリンピック金メダリストの成田緑夢が、6月13日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した。

 

 番組では、成田家のスパルタすぎる教育法を紹介。過去にドキュメンタリー番組が密着した映像によると、1歳だった緑夢に海でウェイクボードをやらせたり、砂浜でサポートなしで160センチの高さにぶら下げたりと、やりたい放題。父親の隆史さんは「失敗しても足骨折だから死にはせん」と豪語していた。

 

 あまりのスパルタぶりに、緑夢は「『普通の小学生になりたい』が僕の口に出さない夢でした」と振り返るが、「いまとなっては(その教育が)めちゃめちゃよかった」とも語っている。

 

 番組では障害を持つきっかけとなった、2013年のトランポリン事故についてこう振り返る。

 

「医者からまず『切断の可能性が大きくある』『歩ける確率が20%』って言われて。ケガしてから半年間ずっと車椅子で病院生活が始まった」

 

 その後、障害者走り幅跳び、スノーボード競技で好成績を収め、見事復活した。共演者から「(ケガで)もうやらないとならなかったのか?」と聞かれ、転機をこう明かす。

 

「(ケガでいったんは)やめましたね。(当時は)まだ父の管轄だったので。足動かないのにガンガン『やれ』と言われて、もう『そんなのできるわけない』と鬱みたいになった。

 

 アメリカの大会の帰りだったんですけど、空港から家についた瞬間にバッグを置いて『20年間お世話になりました』って家を出た。そこから僕の一人旅が始まった」

 

 それまでは、父親からオリンピックを目指すための練習しか受けてこなった緑夢。父のもとを離れた結果、「本来のスポーツを楽しむ」ことに目覚め、半年後には大会に復帰し、優勝できたという。

 

 そして、SNSで優勝話をあげたところ、「勇気をもらいました」というメッセージを受け取り、「人に影響を与えられるという新しい夢が、パラリンピックとオリンピックになった」と明かしていた。

 

 運動能力のベースを作ってくれた成田家のスパルタ教育だが、平昌で夢を叶えられたのは、彼が父親の元を離れた結果だったのだ

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