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定岡正二「ゴーカート対決」で戦ったセナから自宅に呼ばれてた
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.21 20:00 最終更新日:2018.06.21 20:00
元プロ野球選手でタレントの定岡正二が、6月16日放送の『おぎやはぎの愛車遍歴』(BS日テレ)に出演した。
読売ジャイアンツの投手として活躍した定岡。引退後はスポーツキャスターの道へ。その後『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)に出演し、さまざまな企画でとんねるずと勝負。負けて、しばしば坊主頭になることもあったが、この体を張った姿勢がバラエティタレントとして高い評価を受けた。
番組で定岡は「(当時)33歳ぐらい。彼ら(とんねるず)は、普通のときは(こっちが)先輩だから立てるんだけど、カメラが回ると落とす落とす(笑)。自分自身が『勝たなくてもいいんだ』と新鮮だった。負けの美学みたいな」と振り返る。
さらに番組の名物企画について「闘牛(対決)。『子牛だから大丈夫』って言われて、いざ本番に行ったら300キロ。『これ子牛か?』って。他の人は小ちゃくて、俺のときだけ角がデカイんだもん。でも1番手だしやっちゃうんだよね」と説明する。
定岡が「4年くらい」やったゴーカート対決では、プライベートでも車の運転が上達したと喜ぶ。ちなみに『生ダラ』では、F1ドライバーの中嶋悟や鈴木亜久里らと対決し、伝説のレーサーアイルトン・セナとまで勝負している。定岡は共演時のセナについてこう明かす。
「セナはすごい。後ろにビタって着くし。何がびっくりしたって、(カートを)セナも小さいときからやってるからメカニックに任せないで自分で調整して速くしてる。俺らに対してもそこまでだから、一流選手は遊びでもなんでも負けず嫌い」
残念ながらセナは1994年にレース中の事故で帰らぬ人となってしまったが、生前こんな約束をしていたという。
「彼は自宅に呼んでくれるって言ってた。『自分の庭にカート場があるからそこでみんなでやろう』って話まで。(事故を聞いて)『嘘だ』と思った。本当に悲しかった」
共演したお礼にと、サイン入りのグローブをセナ本人からプレゼントされたと明かしていた定岡。1990年代のテレビバラエティにおける貴重なエピソードである