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清水アキラ「モノマネやりすぎて…」五木ひろしに怒られる
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.23 16:59 最終更新日:2018.06.23 16:59
モノマネタレントの清水アキラが、6月20日放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)に出演し、『ものまね王座決定戦』(フジテレビ系)でのエピソードを語った。
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セロテープを使った研ナオコや谷村新司のモノマネで人気を博した清水。橋幸夫のモノマネでは本人が「着たこともない」水着姿で登場するなど、やりすぎてしまうことが度々あった。
番組で「一番怒られた人は誰か?」と聞かれ、「風の便りで聞いたのは『五木(ひろし)さんが怒ってる』と……」。共演していたコロッケも「あれは怒るよ」と指摘する。
ここで当時の映像が流れると、清水は五木特有のこぶしを入れる瞬間に股間を何度も動かし、下品な笑いを誘っていた。噂を聞き、さすがにまずいと思ったのか、本人に会いに行ったという。
「五木さんの御園座の楽屋に行った。『清水です』って言ったら、鏡を見て黙ってた。『失礼します』って帰ろうと思ったら、(笑顔で)『あんまりやり過ぎるなよ』と」
『ものまね王座決定戦』で名物だったのは、審査員である故・淡谷のり子の清水に対する辛口採点と説教だ。
共演していたグッチ裕三も「アキラちゃんはかわいそうで、淡谷先生はいつも8点。(先生は)大っ嫌いですからね」と解説する。
ちなみに淡谷は、清水にモノマネされた際は「胸が悪くなった」と漏らし、セロテープ芸の真骨頂といえる春日八郎のネタでスタジオが大爆笑となったときも「似てませんね」と一蹴した。
清水は淡谷について、1996年9月5日付けの産経新聞のインタビューで、「ものまね番組では、淡谷のり子さんが不快派の代表としてしかってくれます。ただ本気で嫌われてますね。あいさつに伺っても、手首を振りながら、『帰んなさい、帰んなさい』と追っ払われますから」と明かしている。
犬猿の仲と思われかねない2人だが、清水は毎年淡谷の誕生日に花束を贈り、その都度、直筆のお礼状をもらっていたという。1999年に淡谷は亡くなっているが、会見で清水はこう語っている。
「淡谷さんがいてくれたおかげで僕はひと回りもふた回りも大きくなれた。下品な笑いの中にも上品なところがなければダメということを教えてもらったと思います。何かの形でお礼がしたい」
『梅沢富美男のズバッと聞きます!』でも、淡谷の厳しい採点で「逆にあれが力になった」と明かしていた清水。淡谷の説教はいまでも芸の支えとなっているのだ。