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毒カワイイ「野性爆弾くっきー」ロリータ業界のカリスマに
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.07.08 16:00 最終更新日:2018.07.08 16:00
6月17日、野生爆弾くっきーが自身初となるアーティストブックの刊行イベントを開き、ピンクが基調のロリータファッションで登場した。
実はこれ、くっきーが演じる人気キャラクター「チェチェナちゃん」の衣装なのだが、このファッションがロリータ業界で大きな話題を集めた。
同イベントでくっきーの衣装を絶賛した、ロリータ界伝説のモデルで日本ロリータ協会の青木美沙子会長に話を聞いた。
「くっきーさんは、チェチェナちゃんなどのキャラクターでロリータのアイテムをよく使っているのですが、すべて本物のアイテムを着用いただいているんです。
ロリータの象徴ともいえるこの帽子は『ボンネット』といって、LEGINAというセレクトショップのもので、ハンドメイド・アクセサリーのブランドです。さすが、アーティスティックなくっきーさんだけあり、ファッションセンスもロリータ的に見てもピカイチですね」
LEGINA広報によると、このボンネットは「9100円で受注生産品」だと言う。自社ブランドのアイテムをくっきーが着用することについては好意的だ。
「ロリータ服やアクセサリーを着用する男性は少ないですが、本来、好きな人が自由に着ていただけるのが一番だと思います。着こなしも統一感があって、うまくアイテムをまとめられています。当店の商品に関しても、上手にアクセントを追加して着用いただいていますね」
ロリータ業界から認められているのは衣装だけではない。今やくっきーの存在自体がロリータ界のアイコンになりつつあるのだ。
今春、池袋パルコで行われた展覧会『超くっきーランドneoneo』では、乙女部屋コーナーが「ロリータの聖地」(前出・青木氏)になっているほどの人気を博した。
「くっきーさんとロリータは正反対な気がしますが、そのギャップや、カワイイに毒が入った感じを生かし、世界中でくっきーランドを開催していただきたいです。世界中で大人気の日本カルチャーであるロリータとくっきーランドのコラボもできたら嬉しいですね!」(青木氏)
くっきーがクールジャパンの象徴として世界で認知される日は近い。