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立川志らく「自主制作映画はすべて失敗」いつかは映画監督に
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.07.14 16:00 最終更新日:2018.07.14 16:00
ワイドショーのレギュラーに抜擢され、バラエティに多数出演し、いまやテレビ画面で見ない日はない。天才・立川談志から芸の本質を継いだ男・立川志らくは、「落語の世界観」を武器に、世の注目を引き寄せる!
「山田洋次監督主催のシネマ会という集いが毎月あり、私はそこに第1回から参加しています。その会で食事中に直接、監督に映画出演の依頼をいただいたんです」
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山田監督の最新作に、刑事役で出演する立川志らくは、新聞や映画雑誌に3本の連載を持つ映画マニアの顔も持っている。加えて、映画のストーリーを踏襲した創作落語「シネマ落語」も披露している。
「私は『男はつらいよ』の大ファンなんです。山田監督の作品に出演できたことは、ただひたすら、喜びですよ。今回オファーをいただいたのは、監督が『作品の中に志らくがハマる』という判断をしてくださったからのようです。『山田作品にまた出たい』なんて図々しい欲は、いっさい出しません」
喜びを噛みしめつつも、じつは俳優業には「苦手意識」があるという。
「他人の作品に出演することに慣れていませんから、精神的な負担があるんです。若いときに、バラエティ番組が苦手だったのと同じ理由です。
本業の落語が、一人で成立する世界だということもあります。もともと他人様の指示に沿って動くのが、あまり得意じゃないんですよ」
一方で、自ら映画を作ることのほうには、強い思い入れがある。
「これまで5本の自主制作映画を作っているんですが、すべて失敗。学生時代は、映画人を志していたこともありました。本格的に監督に挑戦することが、今の野望ですね」
(週刊FLASH 2018年6月26日号)