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滝藤賢一「『無名塾』で演劇やるために彼女と別れた」

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.07.16 20:00FLASH編集部

滝藤賢一「『無名塾』で演劇やるために彼女と別れた」

 

 俳優の滝藤賢一が、7月8日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演し、10年間所属していた「無名塾」について語っていた。

 

 番組で滝藤は「10年もいましたからね、いろいろありました。正直ツラかったことしかないですよ。朝5時に(稽古場に)行って、10キロ走って自分たちで自主稽古して」と振り返る。

 

 

 滝藤によると、オーディションで1000人中数人しか選ばれない研修生は、日曜以外の週6日がこうしたスケジュールだそう。

 

 3年間レッスン料などはかからないが、連休は正月の3日間のみで、「恋愛禁止」「アルバイト禁止」など厳しい規則があったという。

 

 2017年5月の『週刊女性』のインタビューでは、当時を振り返って「役所広司さんや益岡徹さんたちが在塾されていたころの舞台のビデオを何度も見てまねしていました。今でも無意識に仲代(達矢)さんのまねばかりしていますね」と明かしている。

 

 無名塾の本公演は半年間で、その前の2カ月は稽古期間となる。セリフがひと言あるかないかの新人時代は、舞台設営も担当せねばならず、「11トントラック2台とかで行って。それこそ真木よう子さんとか降ろして、スタッフさんと(舞台を)作ってた」と説明した。

 

 こうしたハードな状況下でも、公演で地方を回る俳優たちはあることを欠かさなかったという。

 

「寝る時間もないのに、夜の街に遊びに行って。さんざん遊びまくったらちょっと寝て、次のところに移動。これが(本公演の)半年間。すっごい体力がありました」

 

 ここで共演者から「『恋愛禁止』って言っても、それだけ密に過ごしていたら絶対にくっつくよね?」と指摘されると。

 

「その世界しかないですからね。そうなりますよ。僕は無名塾に入るときに『恋愛禁止だ』って聞いてたから、高校生から付き合ってた彼女と別れて入ってます。そしたら意外とみんな彼氏・彼女がいた(笑)。俺だけクソ真面目に(守ってた)」

 

 番組では「ツラくて当たり前。裏を返せば芝居のことだけ考えていればいい。こんな恵まれた環境はない」と語っていた滝藤。彼女と別れる真面目さがあったからこそ、いまの活躍があるのかもしれない。

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