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大木こだま「チッチキチー」を大ブレイクさせるまでの苦労

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.07.19 16:00FLASH編集部

大木こだま「チッチキチー」を大ブレイクさせるまでの苦労

 

 お笑い芸人大木こだまが、7月8日放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ)に出演した。

 

 こだまは関西を中心に活躍するベテラン芸人だが、2006年頃にギャグの「チッチキチー」が大ブレイク。全国的に認知された。

 

 

 こだまによると、このギャグは、かつて食レポでとっさに出たアドリブ芸だったという。

 

「鍋を食べたときに(芸人の)なるみに『チッチキチー』って言ったら、『なんやそれ』とものすごいバカにされて。『何にもおもろない』って」

 

 まったく受けなかったものの、ナインティナイン・矢部浩之と共演した際に、ふとこのギャグを思い出した。

 

「『あのとき滑ったけど、今回はいけるかな?』と思って、もう一度『チッチキチー』って言ったんです。そしたら矢部さんが『何を言うてますの?』って」

 

 前回と同じ反応だったが、どうしても「チッチキチー」を推したいこだまは、このやりとりを3回ほど繰り返した。あげく、完全に困惑する矢部たちを無視し「矢部さん、『チッチキチー』だけは東京に持って帰ってな! 頼むわ!」と声をかけた。

 

 必死の訴えを矢部が相方に頼んだのか、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)にて岡村隆史が「チッチキチー」を3カ月間連呼し大ウケ。その後、こだま本人も『めちゃイケ』にゲスト出演し、ギャラが5割アップするほど人気に火がついた。

 

「チッチキチー」のギャグで思い浮かぶのは、親指にある「チ」のシールだろう。

 

 当初、しゃべりが芸の軸で、ギャグに慣れていなかったこだまは、収録中にギャグを繰り出すことを忘れないよう、マネージャーにマジックで書いてもらっていた。これをシールに変えたきっかけは、じつは明石家さんまだという。

 

「(トーク番組で)チャンスがあって出したら、さんまさんが『マジックが汗で流れるし汚いよ。タトゥー入れるかシールにするか、どっちかにせえ』と」

 

 番組では、シールを商品化し24万枚売り上げたと明かしていたこだま。彼の執念と周囲の協力が一つのギャグを大ヒットさせたのだ。

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