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高校野球芸人かみじょうたけしが選ぶ大阪桐蔭「夏の甲子園」名勝負

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.07.29 06:00FLASH編集部

高校野球芸人かみじょうたけしが選ぶ大阪桐蔭「夏の甲子園」名勝負

 

 29日、大院大高と甲子園の北大阪大会決勝戦を戦う大阪桐蔭。
 史上初となる2度の春夏連覇を目指す大阪桐蔭だが、その「夏の甲子園」名勝負を、高校野球芸人かみじょうたけしが5つ選んだ。

 

 

■1位 2017年3回戦 仙台育英(宮城)●1-2×

 

 1位に選んだのは昨夏の試合だ。

 

「思い出しただけでも泣けてくるわぁ」

 

 必死に涙をこらえる福井章吾主将の姿が鮮明に甦る。1点リードの9回二死。相手の打球は内野に転がった。遊撃手がさばき、一塁へと送球。

 

 誰もが優勝を確信したその瞬間、捕球した一塁手で2年生の中川卓也くんが塁を踏み損ねた。それがきっかけで逆転サヨナラ負けを喫したのだ。

 

「福井くんは、みんなの前では泣かなかった。中川くんが責任を感じてしまうから。ホンマにええ主将なんですよ。今の主将がその中川くん。福井くんは『主将力 キャプテンでチームは変わる!!』と、中川くんの帽子のつばに書きました。中川くんは主将として『100%の確認』をチームに徹底させているんです」

 

 じつは、かみじょうは福井くんとは直接話したことがあるという。

 

「たまたま、大阪・豊中市の焼き鳥屋で(笑)。なんで強いんか聞いたら『日本一の準備をしてるんで』って。『100%の確認』と『日本一の準備』。そら今年も強いわ!」

 

■2位 2012年決勝 光星学院(青森) ◯3-0

 

「ただただ藤浪晋太郎がすごかった。2回表、その大会で4本塁打の北條史也を直球、直球、フォークで三球三振に。序盤で相手は意気消沈。のちにラジオで共演したときに、それを狙って三振を取りにいったと。さすがです!」

 

■3位 2006年1回戦 横浜(神奈川) ◯11-6

 

「三番の謝敷正吾くんがええ選手でした。ええ選手なんですけど、ほろ苦い。この日もバックスクリーン横への本塁打の直後、四番・中田翔のもっとごっつい本塁打に話題を持っていかれた。ほろ苦いけど、大好きな選手です」

 

■4位 2014年決勝 三重 ◯4-3

 

「中村誠くんが2安打2打点と素晴らしい活躍を見せました。中学のとき、陸上では400mで全国制覇、作文では内閣総理大臣賞。マンガみたいでしょ。声も出すし、ゴミ拾いもする。おまけに字もきれい。最高の主将でしたね」

 

■5位 1991年準々決勝 帝京(東東京) ◯11-2

 

「井上大くんがフェンスによじ登って本塁打を取りよったんです! 入っていたら同点に追いつかれていた。そのあとの自分の打席では本塁打を放ち、終わってみればボロ勝ち。井上くん、ホンマにカッコよかったなぁ」

 

かみじょうたけし
1977年生まれ 『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「高校野球大好き芸人SP」に出演。板東英二のものまねも得意

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