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テリー伊藤「ちゃぶ台をひっくり返す父親」見直したきっかけ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.07.29 20:00 最終更新日:2018.07.29 20:00
タレントのテリー伊藤が、7月12日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した。
番組でテリーは、父親の故・伊藤武太郎さんについて「うちの親父はのんきでしたね。いい奴」と発言。
その理由を「(日本)全体カネがないなかで、うちは卵焼きをやってるからちょっと小銭がある。そうすると、近所の人たちがうちにカネを借りにくるんです。親父は貸しちゃう」と説明する。
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いくら一般家庭に比べて小銭があるとはいえ、それほどの余裕はない。
「近所の人が帰って、お袋が『なんでうちにお金がないのに貸すんですか?』って言うと、『うるせえ! 俺は好きなことやってんだ』とちゃぶ台をひっくり返す」
こうした父の姿を「なんか変だな」と感じていたテリーだが、後年ある発見があったという。
「親父が死んだときに、カネを貸してた人たちがみんなうちに来て(通夜から)帰らない。『世話になったから、今日は朝までいさせてくれ』って。それを見て親父はこういう人なんだと初めて(理解した)」
1998年のインタビューでは「おやじには感謝してます。規制されたことなんか一度もなかった」と明かしているテリー。
“のんき” で “いい奴” だった父親が、彼の才能を伸ばしてくれたのかもしれない。