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松本穂香『この世界の片隅に』洋菓子断ちでロケに臨む

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.08.26 06:00FLASH編集部

松本穂香『この世界の片隅に』洋菓子断ちでロケに臨む

 TBS日曜劇場『この世界の片隅に』の主演女優・松本穂香に密着インタビュー! ドラマについて語ってもらった。

 

「作品のことは知っていたのですが、オーディションのときは、原作マンガも映画も見ていなくて。役柄や内容がわからないまま受けたので、意識せずに臨めたのかなと思います」

 

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『この世界の片隅に』ヒロインオーディションの参加者は、約3000人。そんななか、気負わずにヒロインの北條すず役を射止めたのが、松本だ。

 

「脚本家が朝ドラの『ひよっこ』と同じ、岡田惠和さんだったので、心強い部分はありました。やりたいっていう気持ちも強かったです」

 

 彼女は、戦時下に生きる人たちの日常を忠実に演じるために、料理や裁縫の特訓、さらに、当時は手に入れることができなかったという理由で、“洋菓子断ち”を始めた。

 

「洋菓子が大好きなんですけど、ルールを作り、気持ちを引き締めたかったんです。和菓子はOKにしているので、全然厳しくないんですけど(笑)」

 

 そして、作品の舞台である広島県に2度、足を運ぶなど、本格的に役作りを進めていく。

 

「平和記念資料館や、いろいろな場所に行きました。昔のことで、正直どこか現実味がなかった戦争が、本当に起こったことなんだと感じられて。それから資料を読んだり、戦争を経験した方からお話を聞かせていただいたりしました。

 

 命の大切さって、言葉にすると軽く聞こえてしまうかもしれないんですけど、同世代の戦争について詳しくない方たちにもあらためて伝えられる、感じてもらえる作品にしたいと思います」

 

 松本穂香の名前を広めたのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』のメガネ姿だ。「いまも『出ていたコだ』って言っていただけるんです」と話す。

 

「メガネは私の視力に合わせて作ったもので、いまも使っています。ふだんはコンタクトで、家でしかかけないですけど。演じた青天目澄子とはボーッとしているところが似ています。似てないところは、あそこまでボーッとしていない(笑)」

 

 松本が好きなドラマは『あまちゃん』だそうだ。

 

「初めて観た朝ドラです。毎日15分、観ている人がどんどん一体化していくドラマだと思って観ていました。ほっこりした感じがすごく好きです」

 

まつもとほのか
21歳 1997年2月5日生まれ 大阪府出身 T162 2015年、高校在学中にデビュー。映画『あの頃、君を追いかけた』(10月5日公開)など出演作多数。そのほか最新情報は、公式Twitter(@matsuhonon)にて

 

写真・前康輔
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(週刊FLASH 2018年8月7日号)

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