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二井原実が語る「B’zの魅力」音楽の懐ろの深さを感じて!
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.07 16:00 最終更新日:2018.09.07 16:00
B’zが30周年を迎えた! シングル49作連続1位、トータル8262万枚超……CDセールス日本一の男たちが結ぶ「絆」がいま明らかに!
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「LOUDNESSの追っかけだった」という稲葉浩志。同バンドのボーカル・二井原実(58)との絆は強い。
二井原に、「B’zの魅力」を聞いた。
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ーー稲葉さんに初めて会ったときのことを覚えていますか?
「2001年、LOUDNESSの名古屋公演後の楽屋だったと思います。華奢で顔が小さくて驚きました(笑)。とてもシャイな印象でした」
ーーボーカリストとしての魅力について教えてください。
「なんといっても、唯一無二の特徴的な声。これは偉大なシンガーの絶対条件です。テクニカルな部分では、ボイスコントロール、ブレスコントロール、ダイナミックレンジ、リズムコントロール、ピッチコントロール、何もかもが超一流。まさに世界レベルの技術を持っている。日本人ロックシンガーとしては、稀有な存在でしょう」
ーー学生時代の稲葉さんが歌うLOUDNESSの『CRAZY DOCTOR』がYouTubeで公開されています。
「拝見しました。すでに稲葉バージョンとして、オリジナルを軽く凌駕していますね。素晴らしい!」
ーー逆に、もしLOUDNESSがB’zの曲をカバーするとしたら、どの曲ですか?
「どの曲も難易度が高そうですが、『ultra soul』を練習してみます(笑)」
ーーB’zの音楽性については?
「どの曲にも一聴して記憶に残る素晴らしいフックがあり、曲としてのクオリティ、演奏や歌唱の完成度が非常に高い。ミュージシャンとしての音楽の懐ろの深さを感じます。
また、多くの人に愛される曲をたくさん作っているのが最大の魅力です。簡単に誰もが真似できることではない。そして、30年以上、最前線を走り続けているのは本物の証しです」
ーー好きなB’zの曲は?
「『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』。いつ聴いてもこの曲はどうしてか切なくなる……。B’zの哀愁メロディの最高峰!」
ーー最後に、メッセージをお願いします。
「これからもB’zのロック魂で走り続けてください!」
にいはらみのる
1960年3月12日生まれ 大阪府出身 1981年、LOUDNESS(ラウドネス)のボーカルとしてデビュー。最新著書の『二井原実 自伝 真我Singer』が発売中。稲葉のソロ公式サイト「en-zine」の対談動画に出演
(週刊FLASH 2018年8月21・28日合併号)