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江川達也「漫画家は映像の記憶が人並み外れている」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.11 16:00 最終更新日:2018.09.11 16:00
漫画家の江川達也が、8月30日放送の『橋下徹の即リプ!』(AbemaTV)に出演した。
番組で江川は、漫画の性表現規制について「いまはネットで『無修正』と付けるだけで陰部がバンバン見える。そんなに見れる状態なのに、わざわざ日本で規制しても何の意味もない」と発言する。
さらに「陰部は美しい」と主張する江川は、「俺なんかは一時期、『GOLDEN BOY』(集英社)っていう作品で、将来(性表現が)全部OKになるんじゃないかと見越して陰部を全部描いていた。まあ、ならないんですけど(笑)。描くのはアウトで、編集が来て『ここを真っ黒くしてください』って(指示)。それで『江川』っていう印鑑のシールを貼っていた」と振り返る。
ここで司会の橋下徹に「女性のやつ(性器)はなにをモデルにして描いていたのか?」と質問されると、「昔は裏本もそうですし、あとはやっぱり記憶に残してある(画像)」と応じる。
これに関し、江川は「漫画家ってね、『こういう絵をなにも見ないで描いてくれ』って言われて、どの角度からも描ける(人を指す)。『地面の下から見て人間が走っている絵を描け』って言われても、描けますもん。普通の人は描けない」と説明。
さらに「子供のころからずっと漫画を描いていると、資料を見ないで(描ける)。見ては覚えて描く。(頭の中の)言語メモリーよりも映像メモリーがすごいある。だから、自分の中で見たらグッ! と暗記していますよね。見ないでも描けますよ。陰部はついつい自分のになったり、見てきた中で印象的で美しいなと思ったものになる」と明かしていた。
番組では「漫画家は映像の記憶が人並み外れている」「見たときに感動があると、感動とともに記憶される。再現するときにテンションも上がるから、いい絵が描ける」と語っていた。印鑑シールの下には、きっと彼の感動が詰まっているに違いない。