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樹木希林さん「まるで放置プレイのような緊張感」と坂上忍
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.17 22:08 最終更新日:2018.09.17 22:08
俳優の坂上忍が、9月17日放送の『バイキング』(フジテレビ系)に出演し、15日に75歳で亡くなった女優・樹木希林さんについて語った。
番組で坂上は「コワモテの俳優さんとかいるじゃないですか。小さいころから(芸能活動を)やりすぎちゃっているせいか、あんまり恐いと思ったことがない。ただ、希林さんとかだと、それこそ正直に生きている方なので “全部バレる” っていう恐さ(がある)。これが一番恐い」と発言。
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続けて、希林さんに対して、簡単には取り繕ったり、その場でちょっとした嘘をついたり、ごまかすことができなかったと説明した。
ドラマで一度共演したことがあるという坂上。希林さんのリハーサルだけは、自分の出番以外でも見学していたらしく、現場の様子をこう振り返る。
「リハーサルを1回やるじゃないですか。すると希林さんが(監督に向かって)ボソッと『え? これはそうやって言えばいいの? このセリフのときはあっちに動くの?』って。
なんてことないんだけど、希林さんが言う言葉だし、お芝居はなんてことないの積み重ねだったりするので(大切)。そのときに、監督さんがどういう受け止め方、どういう返しをするかで、その監督の力量を測られちゃうみたいな緊張があった」
さらに「自分(坂上)とのシーンになると(それが)こっちにくるわけ。『いまのセリフ、その間合いで言うの?』って言われて、『あぁぁぁ、はい!』って。
それが○なのか×なのかわからない。『もうちょっと詰めた方がいいですか?』って聞くと『お好きにどうぞ』って。もう放置プレイみたい。この緊張感を与えてくれる先輩はそうそういない」と語り、樹木さんを偲んでいた。
名女優ならではの存在感だ。